【感想・ネタバレ】信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 8のレビュー

大崎アイル / Tam-U

軍事国家・火の国と協力関係を深めた高月マコト。これで六国連合軍による「北征計画」の準備が整った。北の大陸で勢いづく魔王軍との開戦に備え、集結する各国勇者たち。水の国の勇者としてマコトも作戦会議に参加するが、連合盟主である太陽の国の教皇に邪神の信者だと見抜かれ、いきなりピンチを迎え!?
そして、ついに魔王軍の主力「獣の王」と「海魔の王」が侵攻を開始。ノアより授かった神気を駆使し、戦いを優位に進めるマコトだったが、凶報が届く。
「……このままでは『光の勇者』が命を落とします」――それは人類最高戦力のクラスメイトを失う最悪の未来で……？ 今ここに人魔戦争の幕が明ける。

[ブクログ · ★★★☆☆]

大魔王が復活する前に先手を打つために、西大陸の国々が、勇者や精鋭部隊を集めての魔大陸への北征を開始しようとする。その作戦会議で、太陽の国の教皇の邪神を信じるマコトや獣人などへの差別的な態度が酷い。後々、尾を引くのかな。この後、魔族との戦いになるのだが、またまたマコトのゲーム感覚の外からの見る冷静さで、あっけらかんと魔族を撃破していく。このへんがこのシリーズの面白さかな。