あらすじ
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シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。
ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
だんだんかわった“むれ”が登場します。
最後に登場する驚きの”むれ”に、子どもたちは大興奮!
ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。読み聞かせ会にも最適な、子ども参加型の「笑える探し絵本」です。
【ピース又吉直樹 推薦!】
ページをめくるたびに、「発想」と「発見」があって、わくわくした。
「むれ」にもバリエーションがあって良いのだと勇気も貰えた。
ひろたあきらの想像力から目が離せない。
【ひろたあきら】
1989年愛知県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
ライブなどで活動するほか、絵本を用いたイベントや読み聞かせ会を積極的に行う。
本書が初めての絵本作品となる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「あれ!クラスで自分だけみんなと違う!」と感じたことないでしょうか? 自分だけ見た目が違う、自分だけ家庭環境が違う、自分だけ感覚が違う——それは時にはネガティブに「なんで自分だけ」と影を落としたり、時にはポジティブに「自分だけが特別だ」と思い込ませてくれたり……。
反対に「自分はクラスのみんなと一緒で、ぜんぜん個性がなくてダメだなあ……あいつはあんなに輝いてるのに」と悩んだことないですか?
そんな感情の全てを肯定してくれるのが、よしもと所属の絵本作家・ひろたあきらのデビュー作『むれ』。ゆるめの可愛いイラストで、きりん、さかな、うんち、宇宙人、透明人間などいろんな群れが登場します!
でもよく見ると、1匹だけみんなと違う……。
首の短いきりんがいる。
と、本文でリードしてくれますが、他にもみんなと違うきりんがいたり。
カラフルなうんちがいますとリードしてくれますが、長いうんちもいたり。
一度だけじゃなく、二度三度読んでも楽しめる絵本になっています。めちゃくちゃ工夫して作ってるなあ〜。
マクロでみたら群れの一人、ミクロでみたら同じ人なんていない、だから群れの一員てことも否定しないで、個性も否定しないで、あるがままで良いんだよ。そんなメッセージを受け取りました。
大人も子供も、時には間違い探しのように楽しめるし、時には強烈なメッセージを読み取ることもできる。クオリティの高い一冊!おすすめです。
———紹介(公式より)———
【笑って、泣いて、勇気をもらえる】
子どもがむらがる探し絵本。
シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。
子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。
ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
だんだんかわった“むれ”が登場します。
ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。
最後まで読み進めると、大切なメッセージに気づかされます。
大人も子どもも、多様性ある社会を生きるすべての人たちへ。
Posted by ブクログ
これは!!とってもオススメ!
小さい子向けの絵探し絵本かな?って思って、ページをめくると…かわいい!シュール!ポエマー!そうきたか~!!ってなりますよ。
著者は吉本の芸人さん。
なるほど、相手を楽しませることを追求し続けた方というわけですね。
急に難易度の高いアリのページ。
7歳娘は音を上げましたが、母は見つけましたよ。
ふっふっふ!
それでいてこの絵本、メッセージ性もあって、深いです。
Posted by ブクログ
祖母からの頂きもの。子どもが大好きな間違い探しの中に、ありんこ、おばけ、宇宙人などのモチーフがたくさん。可愛いタッチと色使いで息子も大喜びです。かと思えばたくさん降る雨粒のなか、「一粒だけ誰かの涙です」と詩的な一文も。文章通りに読むだけでなく、「このありさんは昨日おうちの前にいたありさんかもしれない」「このうんちは大きいからお父さんのかもしれない」と、読み手の努力次第で多方面から楽しめます。最後は子どものイマジネーションと独創性を掻き立てるカラフルなページ。ひとりでも読み聞かせでも楽しい絵本です。
Posted by ブクログ
なんとなく手に取ったけれど、良いですねコレは。
子ども達が好きなのものが詰まってます。
ひつじのむれ。いっぴきだけ、毛がありません。
きりんのむれ。いっとうだけ、首がみじかいです。
子ども達は、それを探し当てて、発見するのが大好き。
ページを開くたびに、だんだん難易度があがってくる。
面白いもの、ちょっと心にグッとくるもの。
そして向かってたどり着いたところには、哲学。
最後のむれは、とても素敵。ゆっくり眺めていたいです。
読み終わったときに、みんなの心に 笑顔の花が咲いたらいいな。
読み聞かせたら、それこそ絵本の前に子ども達の「むれ」ができそう…ぜひ読み聞かせ用の大型絵本がほしいです♪
Posted by ブクログ
月イチ絵本。
本屋で何気なく手に取った。
なるほど面白い。
間違い探しのような楽しむ絵本。
まさに絵本。
コレはよい。
作者はお笑い芸人のようで、ページをめくるために笑ってしまう。
笑える絵本だなあと思いながら読んでいると、泣かせにくる。
号泣ではないがじわっと泣かせてくる。
そういうところもよい。
まあ内容で泣かせてくるところはもちろんだが、ドライアイで老眼のオッサンは別の意味でもじわっと涙が出る。
さすがにアリはキツい(笑)
Posted by ブクログ
作者はよしもとクリエイティブエージェンシー所属のお笑い芸人。確かにこれはフリップ芸の趣がある。子どもにはウォーリーを探せ的な楽しみかたができるし、大人には発想の面白さが楽しめる。
Posted by ブクログ
強い子であって欲しい
一人でも立ち向かって欲しい
親のエゴかもしれないけど、特別な何かを持って産まれてきてしまったことを誇りに思って欲しい
これを読んで欲しい
強制はできないけど
Posted by ブクログ
かわいい。
いろんな「むれ」
私も宇宙規模、いや地球、地域規模で見たら
ただの「むれ」の一つに過ぎない。
ありんこと同じか。
なーんだ、そうだったんだ、
偉い人もお金持ちも芸能人も
会社員も学校の先生も、むれの一部。
そう考えると、なんだか
どうでもなくなってくるなぁ。
Posted by ブクログ
1ページ目から
ゆるめの動物があらわれ
一気にキュン!としました
ゆるめのイラストとは逆に
個性の素晴らしさが伝わる
素敵なストーリーです
ゆるさとメッセージ性の両面を持つ
大好きな絵本です!
Posted by ブクログ
3歳0ヶ月
「〇〇どーこだ?って言って」と私に言ってきて、聞いてあげると「これー!」と答えていた。分からないのももちろんあるけど、意外とわかるんだなーと思って見ていた。
Posted by ブクログ
ひつじのむれです。いっぴきだけけがありません。きりんのむれです。いっとうだけくびがみじかいです。…ずいぶん簡単な間違い探しだなあ、と思っていたら、途中からなんだかへんなことになってきます。そして、哲学的?なラスト。なかなかシュールな絵本です。
Posted by ブクログ
むれのなかにひとつだけちがうものがある。みんなとちがうほうこうへむかうありは。2019/3/31
こどもはこどもはおー?といいながら絵を指している。
Posted by ブクログ
様々な「むれ」の中で、ひとつだけ他と違うものを探すかくれんぼ絵本。最後に描かれる蟻の「むれ」だけは、一匹一匹それぞれ違った形の蟻が集まっているという落ちは気が利いている。