【感想・ネタバレ】リハーモナイズ・テクニック50 初歩から学べるコード進行バリエーションの作り方のレビュー

あらすじ

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作曲やアレンジで行き詰まったら「リハモ」してみよう!
リハモとは「リハーモナイズ」のこと。簡単に言えば「コードの置き換え技」です。

曲を作っていて、「ちょっと盛り上がりに欠けるなあ」とか「もっとグっとくる感じにならないかな」「もっと喜び(悲しみ)を表現したい!」といったときには、ぜひリハモをお試しください。メロディはそのままに、コードを入れ替えてみるだけで楽曲の表情はガラっと変わるんです。

もちろん、メロディは変えないので、何に置き換えてもいいというわけではありません。そこで本書では、超初歩からリハモのノウハウを解説していきます。

例題はすべて4小節、キーもCメジャーとAマイナーに限定しているので手軽に始められますよ。

本書に対応した音源には、リハモ前後のコード進行をピアノの音で収録するほか、アレンジ・バージョンもご用意。MIDIデータもあるので、DAWでボイシングの確認も行えます。

リハモは現代の作編曲には欠かせないテクニック。ぜひ本書でコード進行作りの楽しさを味わってください。

*この電子書籍に対応した全音源とMIDIデータは、リットーミュージックのウェブサイトから無料でダウンロードできます。

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Posted by ブクログ

全50の譜例が掲載されているが、セカンダリードミナント、代理コード、裏コード、借用和音のパターンに、構成音が似ているコードの転用などを組み合わせている類例が多いため、全5チャプターごとに要点まとめのページを先に読んで「?」となった譜例だけチェックするやり方が手早い。個人的にはパッシング的でないdimの用法(eg. V7b9をIVdimとする)や、アーメン的でないsus4の用法(eg. 9th-5th-1thと並べた場合のsus4)など、意識していなかった例も多くあり学びがあった。

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2020年04月27日

Posted by ブクログ

一部解釈が異なる部分があるけど、よくまとまっている本だと思う。
ポップスのコード理論は、分かりやすいようで分かりにくい。この本でも従来のポップス理論から展開されている。
置き換え(リハモ)はいいんだけど、なんでそうなるのか、が明確でないと、ただ覚えるだけになってしまって、展開性が乏しくなる。
やはり、和声学の素養は必要だと私は感じる。
ので、和声学の観点を踏まえて解説されるところがあると、もっとよいのに、と。。(まあ、和声の本も、理論はあるけど、理由までは書いてないものがほとんどだけれど)

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2025年11月20日

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