あらすじ
どんなに寒くても、服は着ない――バヌアツ
兄弟で一人の妻をシェア――中国
世界には驚きの「あたりまえ」が溢れていた!
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世界には196の国があり、その人口は70億人にものぼります。
そんな大勢の人が暮らす地球には、それはもう膨大な数の文化があります。
私たちは、自分とは違う文化に触れると、
つい「おかしい!」「ヘンだ!」と言いたくなってしまいます。
でも、私たちが普段「あたりまえ」だと思っていることも、
他の人からすると「ありえない」と思われることがあるのです。
そんな世界中の「あたりまえ」を発表しあう会議が、今開幕します。
お隣の国だって、地球の反対側の国にだって、
私たちとは違うそれぞれの「あたりまえ」がある。
まだ知らない「あたりまえ」を探しに行きましょう。
【ちょっと会議覗き見……】
家族でも男女一緒に食事しない
ハゲは知恵の象徴
まだ死んでいない人の葬儀をする
九九を20の段まで覚える
航空運賃は体重で決まる
石を食べる人
パジャマで街を歩くのがおしゃれ
などなど……
全部で83の驚きの“あたりまえ”が続々発表!
【著者について】
斗鬼正一(とき まさかず)
1950年鎌倉生まれ。明治大学大学院修了。江戸川大学教授、明治大学・大学院講師。熱帯ジャングルのヤップ島からコンクリートジャングルの香港、東京まで、旅と街歩きで「人間という人類最大の謎」を探検する文化人類学者。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界には多種多様な習慣があり、同様に多種多様な価値観があることがわかります。
欧米人に読ませたいですね。
読みやすくてイラストも多く、見開きにまとめてあるので、簡潔に理解できます。読むのも楽です。同時に楽しく読めました。
Posted by ブクログ
私たちにとっては当たり前じゃないことも、誰かにとっては当たり前で、誰かにとって当たり前のことは、私たちにとって当たり前じゃないということが沢山あるけど、そういう違いも受け入れられるようになりたい。
Posted by ブクログ
見開きで1トピックなので、小中学生向けの振り仮名付き文章なので読みやすかったです。読むとびっくりすることも国や地域の考え方によって成り立っているんだなと分かります。「ドバイには住所がない」「イヌイットは相手をけなす歌合戦をする」「死者同士、犬と、神と結婚」など話のネタになりそうな事がいっぱいでした。2019年発行とまだ新しいので書かれてることはいずれ変わるのかもしれないですが、世界の違いを知るという点では良い本だと思います。
Posted by ブクログ
各国の当たり前を日本と比べたもの。
矢印の指す意味や、男女の違いなど、知っておくべきことはまだまだたくさんあると感じた。
また、日本の文化を改めて理解することも大事だと思った。
Posted by ブクログ
日本で当たり前のことは海外ではありえないこと、日本でありえないことは海外の当たり前かもしれない。そんな色々な文化の違いとかが絵付きで面白く書いてある