あらすじ
2019年4月18日(木)に開幕する「島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭-」で上映されることが決定! 監督は大九明子氏。
この日記の書き手である「川嶋佳子」とは、シソンヌのじろうがコントで長年演じている40代独身女性。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られるシソンヌは、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しています。
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Posted by ブクログ
じろうちゃんは、いろんなキャラを演じ、女性のキャラもとても上手で、よく人々を観察してるんだろうなぁと思う。
『シソンヌじろうのじぶん探し』を読んだ後、これを読んだので、自分自身のことを川嶋佳子さんに反映してるところが多々あるんだなぁと。
大好きだったお母さんのことは、なんだか共鳴してしまうというか。このタイミングで読んだから。
最近、大好きな母を亡くしたので、
“お母さんに岡本くんと会って欲しかった”とか、泣けちゃう。
時々、何かあると、母にこのことメールしようって反射的に思うけど、あ、もういないんだったってなる。しばらくは仕方ないんだろうなぁ。
中学生の野村くんも知りたい。
不幸な身でありながら、妙な前向きさを持ち、どこか性格の歪みがあり、考えが大人びているところもある。
Posted by ブクログ
シソンヌのコントに登場する女性キャラクターは、変なんだけど上品でどこか可愛らしいという印象で楽しそうだと思い読みました。
1日1日の日記の分量はとても少なくXを見る様な感覚で読め、日々の何気ない出来事が川嶋佳子にはどう見えているのかを感じることができ、変化球なポジティブさで、嫌な出来事もおおらかに受け入れてる優しい空気があります。かと思えば、急に闇落ちしたように怖い日記が挟まれびっくりしたり、亡くなった母の話しで哀愁を感じたりしました。岡本くんと幸せになることを祈ります。
若林ちゃんもいいキャラでした。