あらすじ
ずっと冒険者に憧れてきたノロアは、ダンジョンでもいつも荷物持ちで、スケルトンもろくに倒せない。何故なら武器も魔道具も一切使えない”ゼロ”の体質だからだ……。
だが、ある日出逢った謎の人形に導かれ、呪われた剣を手にした途端――いきなり災害級魔物を瞬殺! 呪いの代償も機転で無効化!? おまけに、装備枠は9999個に!
暴走で人々を脅かす魔剣、邪眼、人食い魔道具……全てを自分の最強装備に変えていくチートな冒険の旅が始まる!
【著者のことば】
この本は 呪われていた!
呪いで 身体から はずせない!
というわけで、本作は、RPGでは定番の『呪いの装備』を題材にして書かれています。WEB版からは大きくリニューアルしてあるので、そちらを読んでくださった方々にも楽しんでいただけたらな、と思っています。
感情タグBEST3
読みやすかったです
こちらで異世界系とか色々読んでますが、この話は装備に上限枠があるということ、主人公は装備枠がゼロという設定で、呪われた装備なら9999とかありえね〜って所に惹かれました。
リスクを背負いながら、それでも装備する所がアホ・・・いや面白い。
出会う人の人間関係の描写も、納得する内容だったです。
2巻はまだ購入してませんが読むつもりでおります。
個人的には凡作レベル
主人公が生きているのは装備が全ての世界です。
装備枠や装備できる物により優劣が決まる世界です。
そんな世界で主人公は、呪いの装備しか装備できない呪いにかかっています。
呪いの装備は忌むべき物で、街一つを簡単に滅ぼす事ができる物も多く、意図的な装備は違法になります。
呪いの装備は大きな、そして様々な代償が必要になり、使用者にも周囲にもとても危険な物です。
主人公は呪いの抜け道見つけ、呪いの装備を集めて、冒険者として様々な呪いの装備や呪われてしまった人と出会い救っていきます。
作品としては、まずまず面白かったです。
キャラクターは個性豊かでキャラが立ってますし、呪いの装備のどう抜け道を見つけ、使いこなすか等の工夫が有ります。
そして、最初から伏線も張られていて今後の展開も気になります。
ただし個人的な評価としては突出した部分がなく、またキャラクターや街の名前などが微妙に鼻に付きました(例:主人公の名前ノロア・レータ 呪われた 最初の街:マハリジ アナグラムでハジマリ等)
もう少し頑張って欲しかったです。
なので、個人的には凡作レベルに思いました。