【感想・ネタバレ】異世界温泉郷 あやかし湯屋の誘拐事件のレビュー

あらすじ

箱根で温泉を満喫していた凛子。ところが狗神・京之介の窮地に、凛子の力が必要だといわれ、またしても不思議な温泉郷に連れてこられてしまった。京之介との結婚も、どうやら継続している模様。手切れ金を貯めるために下働きを始める凛子だったが、京之介の過去について気になることがあり…? だが、湯屋・高天原を狙う何者かによって凛子が攫われてしまい!?

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Posted by ブクログ

人の世に戻っていた凛子がまた、温泉郷に連れ戻されるところから始まる。京之介と離縁して元の世界に戻ることを目標に頑張る凛子だけど、ここでの生活も楽しそう。嫌みを言われても全く負けていないし。翔太を助けようと頑張っているところを見ると、凛子を始め、みんな本当に良い人たち(?)。凛子にはここで京之介と暮らして欲しいな。と思ってしまった。

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2019年12月02日

Posted by ブクログ

シリーズ第二弾。

人間界に戻り、ハーブ専門店で働き始めた凛子。
リフレッシュに訪れた箱根で温泉を満喫していると、異世界温泉郷の薬屋・卯月が現れ、狗神・京之介が窮地であることを告げられます。
凛子は京之介を救う為、またしても異世界の湯屋〈高天原〉に連れ戻されることに・・・。

再び〈高天原〉に舞い戻った凛子。
京之介がかけられた濡れ衣を晴らすことはできたものの、実はまだ彼との離婚は成立しておらず("里帰り"扱いだったらしい)、改めて手切れ金を貯める為〈高天原〉の下働きをする羽目に。
そんな中、人間界から何者かに攫われて温泉郷に迷い込んだ少年・翔太君が〈高天原〉に連れてこられ、凛子が預かることになります。

京之介の冤罪事件の裏に垣間見える〈高天原〉を陥れようとする企みに巻き込まれて、凛子自身も翔太君と共に悪党に攫われてしまったりと、危ない目にあいながらも、何だかんだで異世界温泉郷に馴染んでいる感じですよね。(〈高天原〉で働くあやかし達に"おかえり"と言われていたし)
そして、京之介が人間とのハーフだったことや、彼の首に巻かれている呪糸の件等・・彼のプライベートも少しずつ明らかになり、凛子も徐々に京之介に好意を抱き始めている模様です。
一方、前巻で凛子に助けられた、郷奉行所の与力・白虎の征良さんも凛子に"ホの字(古っ)"なようで・・・純情な征良さんの言動に、思わず口元が緩んでしまう私でした。

さて、今回の事件の"表向き"の悪党どもは捕縛されましたが、まだ別に"黒幕"がいるようですね。
こちらについては、結構わかりやすいフラグが立っていたので予測できちゃうのですが、恐らく京之介に関係する"あの人"(あ、「人」でなくて「妖」ですね・・)ではないか?と、目星をつけております。

凛子と京之介の仲がどうなるのか(あ、征良さんも頑張って!)、次巻の展開が楽しみです~。

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2024年06月11日

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