【感想・ネタバレ】天皇の秘儀と秘史のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年03月01日

第73世武内宿禰による天皇の秘儀と秘史について。
以下、本書より。

【かごめ歌】

「かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ?」

まずは「かごめ歌」についての口伝から話そう。
輪の真ん中に一人立たせて、その周りを皆でぐるぐるまわって、「か〜ご...続きを読むめ、かごめ・・・」と歌い、最後に「後ろの正面だあれ」という子供から子供へと伝わってきた遊びだ。
私の子供の頃も、そんな遊びをしていた。
思い出す人も多いのではないか。

実はあれは天皇家における秘儀である。
この歌には深い意味がある。
一つは幼き頃の超能力開発法。
「カゴメ之行法」である。
後ろの正面が誰なのか、人の気配を感じられるのか、遊びを通してその力を引き出す為の秘儀である。
もちろん今の天皇家はしていない。
第81代安徳天皇までである。

歌にある言霊と音霊をなぞってみよう。
「かごめかごめ」は竹で作られている籠。
竹は霊性が強く成長が早い。
それを、竹を操る武内宿禰が持っている。
天皇家の繁栄を願っているからだ。
そして、「籠の中の鳥」とは誰か?
それは、鳳凰、不死鳥・・・つまり、天皇の事である。
具体的には応神天皇なのである。

「いついつ出やる」
武内宿禰が呼びかける。
大事に大事に育てている応神天皇がいつ巣立っていくのか。
それを胸に抱いて呼びかける。
銅像もある。(福岡県の香椎宮)
竹で作られた籠目から鳳凰が飛び立つ。

「夜明けの晩に」
早朝、日嗣(ひつぎ)の皇子(みこ)が日を拝み、月に祈る神事である。
武内宿禰も毎朝する。
天照拝・月夜見拝。
総称して日月神事。
日月は日嗣に通じる。
夜明けは太陽と月が同時に見える日がある。

「鶴と亀がすべった」
鶴と亀で、剣(つるぎ)の事である。
これは剣璽渡御之儀を指している。
即位の儀式である。

「後ろの正面だあれ?」
当てられたら親王になれる事を示唆している。
(当時は皇子だが、後の大宝律令では親王)
最初に言ったように、人の気配を感じられるのか、遊びを通してその力を引き出す為の秘儀である。

「かごめ歌」は武内宿禰と応神天皇の歌。
天皇家の繁栄、我が子を思う父、武内宿禰の願い(竹内家の口伝では、応神天皇の父は武内宿禰)。
幼き頃から天皇になる為の儀式。

即ち「かごめ歌」は天皇家が発祥なのである。
それがいつしか民間に降りた訳である。
籠目紋には謎が多い。
武内宿禰が生まれる以前からあり、「行って帰ってくる」という意味がある。
神代文字にも残っている。
実は紋章もあった。
桐と竹と鳳凰、もう一つは籠目紋と菊。
これを飛び立った姿にしたのが、伊勢神宮参道にある灯籠である。
巣立ったのだ。
これは『正統竹内文書』の極秘伝として初公開である。

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