【感想・ネタバレ】愛と死をみつめてのレビュー

あらすじ

「手術をするまで死ぬことなんて怖くなかったの。だのにこの頃ちょっと痛かったりすると怖くて…」21歳の若さで顔面の軟骨肉腫という不治の病と闘いながらも彼のために生きようとしたミコ。それを遠く離れた東京から手紙で支えるマコ。お互いを想うあまりの嘘や自殺未遂をも乗り越えた二人だったが…400通もの手紙が紡いだ感動のベストセラー、電子書籍版で復刊!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み終えてしまうのが惜しくて、結末を知るのが悲しくて、毎晩少しずつページを進めました。
不治の病に侵されたミコと、彼女を心から愛するマコの往復書簡集。純粋としか言いようのないふたりの、お互いを思いやる文章、時に激しい言葉を突きつけたり、別れを切り出したり、将来の夢を語ったり。絵に描いたような幸せなカップルだったはずなのに、現実はそれを許さなかった。
現在からは想像もつかないような通信事情の40年前に、東京と大阪という距離を超えて愛情を育んだふたりを、いつのまにか応援している私がいました。

1
2009年10月04日

Posted by ブクログ

吉永小百合の映画が有名。「軟骨肉腫」と言う病気にかかってしまった大島みち子さんと、彼女を遠い場所から手紙や電話で支えた河野実(まこと)さんとの往復書簡。顔の左半分を失ってしまったミコ。支えるつもりが情緒不安定に陥り自暴自棄になったりするマコ。2人の悲しく切ない恋愛物語。

1
2009年10月04日

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