あらすじ
王国との戦争や帝国貴族との政争を切り抜け、一躍『帝国の英雄』となったカール。
彼は助けられた恩義もあり、帝国第三皇女エレーナへの仕官を決め、戦力が乏しい彼女のために私兵団設立を画策する。
そんなカールはその予算を捻出すべく、商都フーニィへ交易交渉に向かった。
火薬発見による銃器開発や、王国大貴族の破天荒な御曹司アランとの出会いを経つつ、カールはなんとか領地ズデスレンの経営を軌道に乗せる。
ところが、ようやく結成した私兵団を鍛え、武功をあげるべくエレーナたちと賊討伐へ向かった先で、カールたちは予想外の難敵に立ち向かうこととなり――!?
「こっちはどう転んでも、もう後がないんだ! 使えるものならなんでも使え!」
凡人貴族が知略で成り上がる、波乱万丈の戦記譚第二幕、ここに始まる!
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Posted by ブクログ
エレーナにつかえることとなったカールは私兵団を創設することにするが資金がないので商都フーニィへ交易交渉に。そこで後にライバル的存在となる転生者くさい王国大貴族の御曹司アランと出会う。
王命で賊討伐することとなったエレーナとカール私兵団は南方のシェムール川攻防戦で賊を撃破、ただし賊とおもってたのが南方連合の軍人でややこしい問題に首を突っ込む前に引き上げる。
エレーナは銀竜勲章をもらうが邪魔に思われ降嫁するよう言われる。
西の王国と北の連合王国、南の南洋連合が同時に兵を動かす。
カールはマイセン辺境伯にエレーナに指揮権を与えるよう直談判する。
中央の三大派閥はもともとハブられてた西方のマイセン辺境伯以外の方面に注力する。
ガリエテ平原の戦いにおいて、敵を誘導し突出させ地の利を生かし迎撃。3万で12満を破る大戦果を上げる。
一方王国軍にいたアランは敵の中央を突破し逃走する。
エレーナはこの戦果をもって元帥の位を得る。