【感想・ネタバレ】長生きにこだわらない 最後の日まで幸福に生きたいあなたへのレビュー

あらすじ

東大病院救急医療の現場で、人間の生と死を見つめてきた医師が伝えたいこと。
「人生100年時代」と言われても、自分の寿命がいつ尽きるかはわからない。
逆算して、余計な心配や計画をしたりせずに、「今」を楽しむ。

最期の日まで、自分の体で幸せに暮らせるために、元気なうちから心がけたい衣食住のコツと心構え。

矢作先生の普段の食事メニューと毎日やっている簡単な体操をカラー写真で紹介!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的重要事項まとめ

この本の内容一言でいうと
◎中今精神で生きる!!
「あと何年」と逆算的に生きるのは厚かましい。
明日さえ生きてるかどうか分からない。
生きている今日を、精一杯生きる。

◎暇なら近所の掃除する。
身体鍛えられるし、感謝されるかも

◎前からやってみたかったことをしてみる。
竹千佐子さん、63歳のときのデビュー作で芥川賞獲得

◎役に立つかは、1%も考える必要なし。
役目や役割は自分で好きなように決める。
役に立ってると思ってることでも、実は役に立ってないことが山ほどある。

◎老化しない秘訣
いつも自分の体の声を聴く。
自分や自分の体に無心に感謝する。

◎歩き瞑想をする。
時間を忘れ、疲れを感じにくい。

◎食は、食べすぎない、偏りすぎない。
食べたいものも適度に食べる。

◎階段昇降は腸腰筋が鍛えられる。
→転びにくい体になる。便秘にも有効

◎声を出すのも立派な運動。ストレス発散にもなる。

◎血圧の良い数値は人によって違う。
高血圧・低血圧に関わらず、
①トイレを我慢しない
②冬場の風呂は脱衣所を暖かくする
は実践する。(急上昇/急降下を防ぐため)

◎未来のお金の心配は取り越し苦労。
○歳までにいくら必要という情報は当てにならない。
今を全力で生き、今を楽しむ。

感想
20代向けではなかった笑
でも面白かったからok!
役に立つかは考えなくていい、って元お医者さんに言われると妙に説得力あるなあ。確かにそうかもなあ。

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2022年08月26日

Posted by ブクログ

氏の書いていることは結局のところ長生きする秘訣だろうし、健康であり続ける秘訣であると思う。今を大切にし、生き甲斐を見つけ、ストレスを減らし、旬の食べ物を選び、睡眠を十分にとり、自己の体を含めたものを大切にする。よく言われている事だが自己の経験に裏打ちされた語りには説得力を感じた。この手の本はたまに読みたくなる。
死後の世界はある、と断言する根拠はよくわからないが死にゆく人を娶るとき、自分が死の淵に置かれたときに思い出したい。

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2020年04月19日

Posted by ブクログ

矢作直樹さんの本を読んでみたい、と思い読んだ本。東京大学の医学部の救命救急にいた方に、「明日生きている保証はないから今を楽しむべきだ」と言われると妙に説得力がある。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

また、年齢を重ねた時に再度読みたい本。
ピンピンコロリの為の生き方や考え方に共感した。


①筆者のベースには輪廻転生の考え方がある。
肉体は死んでも魂は生き続ける。肉体はたかが、この世とあの世を結ぶ乗り物であり、
死を怖がったり心配したりしなくていい。との事。

私『輪廻転生を信じたくない自分としては、しんどい内容。死んだら終わりが良い』

②孤独死は悲しい最後ではない。
安心して死ぬための支援はたくさんある。

私『孤独死自体は悲しくないけど、死後に発見されず腐敗したりするのがどうしても辛いので、出来ればお金を貯めて、見守りサービスを受けながら老後を過ごしたい』

③安楽死はダメ、平穏死を目指す
好きな時に他人に頼んで死なせてもらう権利、いつでも勝手に死んでいい権利ではない。
死は魂が決める事なので、肉体はなるべく傷つけることなく、あの世に戻る時にお返しする。との事。
延命治療せずに緩和ケアをしながら死を迎える平穏死が理想。

私『何かあったらスイスで安楽死!が私の夢だったけど、緩和ケアで週何回か自宅に来てもらいながらだったらそんなにお金もかからないし、それも良いかも。でも出来るだけ人の世話にならず死にたい…』


●スマートエイジング
『加齢によって物事の見方が深まり、視野が広がる事で人生が豊かになる』
加齢を前向きに認識する

●先のことを考えず今を精一杯生きる
逆算的に考えすぎると、自分を締めつけ好きなことができなくなる。
人生に定年はない。定年は自分が死ぬとき

●役に立つか立たないか考える必要はない
やってみたいことがあるけど、それが世の中の為・人の為になるのか、と悩む必要はない。
感謝の言葉がなくても、自分への評価がなくても、お天道様が見ているという気持ち。

●食生活
・白米ではなく玄米
・野菜、果物、発酵食品バランスよく
・大豆製品、卵、パンほどよく
・肉類食べない、お酒飲まない
・糖質制限は特にしない
・旬の食材、自然の食材(非加工品)
・精製されていない自然塩→大事!ミネラル!

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2020年04月30日

Posted by ブクログ

いくつかの事柄においてはとても共感し、本当にそうだよなーと相槌も打たずにはいれなかった。例えば、引退は会社が決めるのではなく自分が決めるもの。細く長くゆるゆると長期的に続けること。自分の暮らしは自分で見る。役割は自分で求めて見つけること。”終わった人”を読み終えただけに、テーマが重複しているような気がして馴染めた。
しかし、最後の章での自然に寿命を全うすべきという考えにはあまり共感できなかった。日本にいたときには、自然にすべてを任すことが普通でそれが当たり前に良いことだと思っていたが、アメリカにきて自分の体は自分で管理できることの自由性にすごく惹かれた。というのも、祖父の肺がんの慣れの果てを見ているだけに彼が最後どれだけ苦しんだかを知っているからだ。末期の患者にはどうしようもない治療。ただ、緩和ケアをして寿命が尽きるのを待つ。モルフィネや他のオピオイド系の鎮痛薬をある程度を超えるともう何の効き目もない。そんな中痛みと苦痛にゆがむ中死んでいく。それならば、自分自身のタイミングで自分の一生を終えたいと思うことは何ら不思議ではないし、タブーなことだとも思わない。

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2019年09月24日

Posted by ブクログ

元東大病院救急部部長が書いた本ということで、医師目線を期待して手に取った。しかし、前半は年寄りの説教のよう。著者の年齢を確認するとまだ63歳。違和感を覚えつつ、我慢して読み進めると、後半はなかなか良かった。

特に印象に残ったこと。
・自治体の就活支援
・献体の方法
・「私たちは生きる時間の長さを競うために浮かれたわけではありません。(中略)最も大切なのは、生きた時間ではなく、いかに生きたかということ。その人が、何を体験し、何を学んだか。そこに尽きます」
まったく同感。

40代後半の自分には刺さる部分が少なかったが、60代に入ったらもう一度読んでもいいかもしれない。

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2019年09月12日

Posted by ブクログ

至極、普通のことが書かれていましたが、死後の世界に関するところはなかなか難しい話だと思います。その他の内容がとてもわかりやすく説得力あるだけに。。

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2019年09月10日

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