【感想・ネタバレ】聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事のレビュー

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Posted by ブクログ

この人がいたからこれだけいろいろなものを聴けていたのだ、と改めて思う。私自身の体験は大して多くはないけれど、、、それでも、デビッドリンドレーとか、ジャネットクラインとか、そして今回のJalopy travelling folk fest の面々とか。知らないうちにお世話になっていたのだ。「飽きっぽい」かつ「自分が聞きたいもの」しかやらない、というのはなかなかできることではない。でも、だから面白い。時代もあるけれど相当無茶なことばかりやってきたんだな、という印象。でもその都度、人脈を築けるようなやり方をしてきたから、それが絡み合って今があるのだろう。偏りがあるのはそもそも当然だし、もとより本人もそのつもりだったように見える。もっと小さな規模のバーライブミュージシャンからすれば大きなマーケットだけれど、その中小規模くらいのところが一番、お金の面では大変なのかも。
各時代の雰囲気、みんな同じところにいたんだな、という羨望、ミュージシャンたちの楽屋での素顔などが窺えて面白かった。

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2019年10月29日

Posted by ブクログ

麻田さんの人生そのもの。SXSWが音楽がルーツであることは理解していたものの、そもそも海外音楽と日本の接点を作ること、そして何よりそれを楽しみ、人との出会いの中で人生を進んで来た麻田さん。常に新しいものを探している情熱を随所に感じられ、若者の感度を優先する姿勢は1944年生まれとは到底思えない。麻田さんとSXSWのルーツの両方が学べる良書。

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2019年03月12日

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