【感想・ネタバレ】ライバルを打ち負かす設計指南書 攻めの設計戦略のレビュー

あらすじ

ライバル製品に勝つための具体的方法を詳述!設計リーダーの必読書

ライバルに勝つために戦略が大切であることはスポーツや格闘技の世界ではよく知られている。ものづくり(IT系のシステムづくりや家づくり、街づくりも含む)も同様だ。設計者の頭の中にあるアイデアを形にする設計業務においても戦略がとても重要になる。設計戦略がないまま生み出した製品では、もはや競合する世界の企業に打ち勝つことはできない時代になっている。にもかかわらず、多くの日本企業には設計戦略がないというのが実態だ。

設計戦略には、守備面と攻撃面がある。守備的設計戦略で失点(ミス、不具合など)を防ぎ、攻撃的設計戦略で競合企業を超える得点を稼ぐ。本書は、「攻撃的設計戦略」に光を当てる。まず、攻撃的設計戦略を推進する設計マネージャーに必須となる設計マネジメントの実務と要点を解説。続いて、ライバル製品の弱みを丸裸にする競合機分析と攻撃的設計戦略の具体的な進め方を紹介する。

具体的には、まず設計マネジメントが身に付けるべきコンピテンシーとは何かを披露した後、具体的なコンピテンシーについて詳しく解説する。続いて、競合機分析の詳細な手法について詳しく、かつ分かりやすく解説する。

本書を読めば、ものづくりを行う企業では、設計部門が競争力の源泉であることが分かり、攻撃的設計戦略を実践すれば、企業全体が活性化し、競合企業に打ち勝つ体質を手に入れることができる。

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Posted by ブクログ

企画を形にするのは、設計なんだなと思った。
競合がある場合には、設計思想をときあかし、
同じ思想でいくのか、トレードオフするのか、という感方は面白い。

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2019年03月29日

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