【感想・ネタバレ】死にゆく人の心に寄りそう~医療と宗教の間のケア~のレビュー

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Posted by ブクログ

よい本に出会った。「治療せずに死ぬという選択肢」は医療現場にはないのだろう。終末医療や緩和ケアにどうしても目が向いてしまうが、ゆっくりと着地するために宗教の力は必要かもしれない。明日があることか確信できる若い世代にはこの本はわからないかもしれないが、親を看取り、自分の番が近づく年齢の私にはとても心に迫った。

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2023年02月10日

購入済み

死を考える

死に向かっている人の 体の変化が書かれている。全くの自然死が花が枯れていくように楽に綺麗に死ねることなど ご主人を自宅で看取られた体験を看護師の目、妻の目で書かれている。本人の希望通りに死を迎えさせることは 側で看ている家族には辛いことだとも書かれている。この本を読んで 自分の死の迎え方をはっきりとさせておかなくてはならないと再認識した。

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2019年04月29日

Posted by ブクログ

「なぜ死ぬのだろうか」「どれぐらい生きていられるのだろうか」「私の人生は何だったのだろうか」といった、答えのない問いをスピリチュアルペインと呼ぶのだそうだ。私の老母がよく言っているフレーズだ。どう対応したらよいのか。。。考えたい人にお勧めしたい一冊だ。

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

人が自然に死んでいく姿をかたっていましたね。そうなんだと、すごくためになりました。
当時はつらかったのでしょうね・・・・・

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2020年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 死のケアはついつい避けたくなる事柄だがいつかは直面しなければならないこと。

 それは自分自身の死、ということかもしれないし近親者の̪死という事かもしれない。

 著者はスピリチュアルなケアをしながら、本人と本人の死、そのあとの家族のグリーフケアまで担当する。これからの多死社会には必須の人だ。

 「アドバイスをせず、ひたすら相手の話を聞くこと」

 「ピンピンコロリも良いけれどそれは近しい人にお別れをする時間もないということ」

 など現場を踏んだ方でなければわからないことが多数盛り込まれていた。

 治療をして延命する人も、上手くいかず寿命を縮めるように亡くなる人もいる。「それを含めて天命、上の人のご意思」と。

 よく死ぬことはよく生きることが前提、というのもうなずけた。

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2020年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

積読→今年1月ようやく読み始めてから、
ずっと持ち歩いてた本。
待ち時間用だったんだけど、つい携帯ばっかり見てたからね…

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2020年04月14日

Posted by ブクログ

死というものが身近でない今、看護師であり僧侶でもあり、また家族を自宅で看取った筆者の語りは抵抗なく理解しやすい文章。

自分は今年初めて身近な死を経験し、そのときは戸惑うばかりだったので、臨床宗教師と関わっていればまた違っていたのかなと思う。

これからの日本にあった、良い仕組みができればと願います

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2019年09月20日

Posted by ブクログ

知り合いが難治の病を宣告されたことから,どのように接すればいいのか考えていたところに出会った本。人がどのように死んでいくのか,どう対応すればいいのかを教えてもらえた。

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2019年09月13日

Posted by ブクログ

誰にでも等しく公平に訪れる死というものに、正面から向き合う事は非常に大事な事です。看護師であり、僧侶でもある玉置さんが、死にゆく人、看取る人の心身に何が起こるのか、教えていただけます。
超高齢化社会への到来が迫る今、QOD(クオリティ・オブ・デス)は大切だと思います。

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2020年04月29日

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