【感想・ネタバレ】金星特急(7)のレビュー

あらすじ

『金星(きんせい)、君に会いたい』生放送で全世界に呼びかけ、金星特急をグラナダへ呼び寄せた錆丸(さびまる)。スペイン内戦は止まるものの、一行はイェニツェリの追跡を躱(かわ)しながら列車の到着を待たなくてはならなくなる。グラナダを出れば、次はおそらく終着駅、この世に戻ることはない。覚悟を決め残された時間を精一杯生きぬこうとする花婿(はなむこ)候補達と、それを助けたい錆丸。彼らの旅の終わりに待つものとは? そして錆丸と金星の世紀の大恋愛の行方は? 大人気シリーズ、堂々の完結!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある程度予測していた部分も、予想範囲外の部分もあったんですが、楽しめました。
最後の最後までという皆の選択や、役割ということ。ちょっと都合がいいなと思う展開もありましたが、それはそれ。この作品に登場するたくさんの人が生きて、そして幸せになればいいと願うお話でした。

レジナルド・ヒューズが意外に大活躍でした。あとバドル・アッディーンが何気にいい奴だったのでびっくりした。まあ、そりゃ必死にもなったよね、と理由に納得した。それなのに関わった人を捨てきれないところが何かね。
個人的には砂鉄とユースタスに対する彗星の反応が怖かったんだが、あのこはあのこで可愛い娘であったよ。金星については途中ぞっとするほどでしたけど、けれど彼女の存在理由についてはなるほどと思った。そういう世界、か。
普通に恋心を抱く金星は可愛かったよ。
錆丸本当にいい男になったなー。

蝶の子と女神の恋のお話、また最初から読み返したいね。

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2012年12月11日

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