あらすじ
「本能寺の変」6月2日に起こったのは月の満ち欠けと関係していた! 「中国大返し」そのスピードはゆっくり歩くくらいの速さ! 「3本の矢」60kgのものを持ちあげる力があれば折れちゃう! 「平将門の乱」勝敗は風向きが決めた! などなど、みんなが知ってる日本の歴史を、科学の視点でズバッと斬った35のお話。意外な「ビックリ」がギュギュッと詰まったこれまでにない歴史本! 【目次】第1章 イメージをくつがえすビックリ!?/第2章 スゴすぎる舞台裏にビックリ!?/第3章 ヤバすぎる異彩にビックリ!?/第4章 ざんねんな現実にビックリ!?/第5章 どんでん返しにビックリ!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
科学的なツッコミでどの説も面白い。「歴史」として伝わっているものの中でも本人たちが意図する意思しないにかかわらず後年作られた話はけっこうあるのだなと再認識。千野エーさんのイラストもいい味を出している。
Posted by ブクログ
面白かった。科学的に歴史的謎を検証する、という豆知識的内容。
歴史の重大事に関わる検証から、そういえばあれはどうなんだ?というような気になるけども知らなくても何ら差し支えない事柄まで順不同テーマ別(?)になっています。
何年も前から大河を見るようになって「歴史知らないな…」と思うことが増え、ドラマは史実通りでないこと多いけども、知ってる方が何かと楽しめると気づいてから手軽な歴史関連書を気まぐれに手にとるようになりました。
あんまり歴史に興味持てない人のほうが気軽に手に取れるかも。最初児童向けかと思ったくらいの装丁。さらっと読めます。
Posted by ブクログ
著者は、科学で歴史を説明するような本は、これまでなかった、と書いてますが、少なくとも自分は、元日本物理学会長の伊達宗行さんが書いた『「理科」で歴史を読み直す』の存在を知っており、その本は、平林さんの本に比べると、かなり本格的であり、深みがあり、面白くて読み応えのある本です。
その一方で、この本は、歴史に詳しい人が読むと、大したことがないのかもしれません。
が、科学と絡めての説明、という意味では、一定レベル以上の評価をしてよいと思います。
一定程度の科学に関する知識があると、楽しめる本だと思います。
逆に、科学に対する理解が低すぎると、ほとんど素通りで、「なるほど」に達することなく、「ふーん」で終わってしまうかもしれません。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 イメージをくつがえすビックリ⁈
第2章 スゴすぎる舞台裏にビックリ⁈
第3章 ヤバすぎる異彩にビックリ⁈
第4章 残念な現実にビックリ⁈
第5章 どんでん返しにビックリ⁈
<内容>
サイエンスライターによる歴史エッセイ。まあこんな感じ…という読後感。よく知っていることが多く、そんなに勉強にはならなかった。牛車のスピードよりも勤務時間の話とか、日本刀の話、それと本多正勝の槍や宮本武蔵の巌流島の決闘など、もう少し調べられるよね…というところか。歴史初心者向けですね。
Posted by ブクログ
タイトルの通り、歴史の有名なエピソードのアレヤコレヤを科学的に検証するオモシロ本。忍者が水上歩行する水雲はただの浮き輪に、真剣白刃取りは実現不可能。菅原道真の呪いの雷はただの雷に…他にも峰打ちが、那須与一が、加藤清正etc…が!気象学、工学、力学、物理、動物学など、あらゆる科学を駆使して検証すると、なんともガッカリな話が多いけど、ソコが面白い!でも、真剣は木のバットより重いとか、五重塔は実は一階建てとか、へぇ〜!!となる話も。
信長×秀吉×家康の行軍スピード対決も面白かった。