あらすじ
介護施設のリアルを描いたエッセイコミック。
雑誌の休刊などで仕事がなくなり、経済的に困窮した49歳の漫画家が始めた仕事は、介護施設の認知症棟の介護ヘルパー。周囲の若い女性職員たちに虐げられ、未経験の仕事に悪戦苦闘しながら、次第に喜びを見つけ、成長していく姿を、軽妙な絵柄とノリでコミックにしました。職探し、仕事内容、待遇、施設の人たち、そして介護福祉士合格まで、実際に3年間働いたエピソードや裏話が満載です。
この作品の容量は、84.7MB(校正データ時の数値)です。
【ご注意】
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感情タグBEST3
読み応えありました
介護職のリアルが的確な描写で描かれていて、グイグイ引き込まれました。
普通なら、排泄の介助で汚物まみれになるような経験をした段階で辞めてしまうと思うのですが、この作品の著者は辞めずに何年も実務を重ね、介護福祉士の資格を取得する段階まで至ります。
『介護職が1年続けてこられたなら、きっと人間が好きなんだよ』と言われた時の著者の衝撃と自己分析の部分が印象に残りました。
自信を持って誰にでもお薦めできる本です!
Posted by ブクログ
介護現場に飛び込んだ49歳売れない漫画家の実録。働く大変さや喜び、人間模様がよくわかるコミックエッセイ。
楽しく読めて、学びにもなり、励まされた。
Posted by ブクログ
内容は表題の通り。売れない漫画家である著者が、介護職を務め始めるようになってから、介護福祉士の資格を取得されるまでの4年近い経験を描いた漫画。介護職を勤めておられる人たちの内情をわかりやすく描いており、介護の業界に興味がある人なら、かなり参考になることが多いと思う。
Posted by ブクログ
福祉コース学生の娘ちゃんが言うにはちょっと情報が古いらしいんだけど
私には全くわからないので、そこは無問題。
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私が気になるのは
周りのひとがけっこうキツめに描かれてること。
シングルマザーが多いってのも描かれてるでしょ?
なんだかね、
そこは結びつけずにフラットに読んで良いんだ と思うけどさ、
やっぱ気になっちゃうかなぁ。
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しかし
アラフィフになっての仕切り直しは
それより若い年代のひとにはきっと解らないほど
もんのすっごーーーーーーーーーっく!
勇気がいることなんだと、
同世代の私には痛いくらいよくわかる。
これからもがんばれ、作者さん。