【感想・ネタバレ】子どもに聞かれて困らない 英文法のキソのレビュー

あらすじ


2020年、小学校で英語が教科化されます。子どもから英語について「教えて!」と言われるケースが増えそうですが、分かりやすく教えるのは簡単なことではありません。本書の対象読者は「英語は教えられそうにない」「子どもに聞かれたらどうしよう」といった不安を持っている人です。

本書では、子どもが抱きそうな疑問・質問にある程度答えられるように、「代名詞」「冠詞」「時制」「疑問文」など30のパートで英文法の基礎を復習していきます。英語の学習経験があることを前提に書かれていますが、英語のことをすっかり忘れていても問題ないように大事な部分については十分な説明があります。



【本書の3つの特長】

<1>6つの章、計30のパートで、基礎的な英文法をカバー。小学校で英語が教科化された際、理解しておきたい文法項目を中心に取り上げています。

<2>子どもに教えるときのポイントが分かります。押さえておきたい基本事項、また子どもの理解を促しやすい教え方などがパートごとにまとめてあります。

<3>クイズや雑学的小話で楽しみながら英文法を復習できます。クイズは演習問題というよりも「英語の面白さ」が感じられるようなものを用意しています。



【対象レベル】

全レベル

【著者プロフィール】

大竹保幹

神奈川県立厚木高等学校教諭。1984年横浜市生まれ。明治大学文学部文学科卒業。平成23年度神奈川県優秀授業実践教員(第2部門)表彰。文部科学省委託事業英語教育推進リーダー。趣味は読書。好きな作家はスティーヴン・キング。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

中学校で習うレベルの英文法について、ふと「?」と感じるような疑問に対して分かりやすく解説してくれている。
が、当たり前すぎることを長々と説明している箇所もあったり、斜め読みする程度で十分。
気になるところを読むぐらいでちょうどいい。
それぞれの項目の最初にまずはちょっとしたクイズ形式の問いがあり、それに対する解説という形で進められているのは読みやすくて良かった。

0
2019年12月20日

「学術・語学」ランキング