あらすじ
全世界で15万部突破!!
「生き方がめっちゃ面白い!」
「参考になるけど真似できない、すごすぎて」などなど
平成が生んだ最強の相場師のキャラクターに大反響!!
フォロワー42万人超え(2020年6月現在)の伝説的デイトレーダー初の著書。
230億円稼いだ勝負勘の源泉や「ヘッジは無駄」「不動産投資は罰ゲーム」など
独自の投資哲学を開陳。
ロジック重視の仮説思考で「一撃19億」「一撃40億」を実現してきた話、
「2ちゃんねるで結婚相手を募集」「近くにコンビニがほしくてビルを買う」など
スケールが違う話も多々。
投資をやる方はもちろん、ゲームやギャンブルにも通じる勝負論で、
ビジネスパーソンにも多くの学びがある一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お金を扱う相場が特別なものとは思わない。
でも本当に面白いゲームだと思う。
技術と偶然性とリスクとリターンの混ざり具合が最高のゲームだと思っている。
僕の手法は主にデイトレードで、長期投資はほぼしていない。社会的観点からの投資はせず、純粋に勝負としてやってきた。
それでもこの本を出すことにしたのは、麻雀ライターであり 10年以上の付き合いがある福地誠さんに声をかけられたからに尽きる。
ふだんほとんど本は読まないが、福地さんの麻雀の本はだいたい読んでいて、ロジックを最優先する考え方に強いシンパシーを感じていた。
福地さんにまとめてもらえるなら面白くなるかもと思ったことが大きい。
投資家や投資を始める人に「何かアドバイスください」と言われたとき、僕は「上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる」とだけ言うことが多い。
今現在買われていることで上がっている、売られていることで下がっているというのは明確な事実としてそこにある。であればマーケットの潮目に沿って行動するのがいちばん勝つ可能性が高い。
概念上のランダムは、バランスよく散らばるイメージがあるんだろうけど、
ミクロで見れば、かなり偏る。
現実のランダムは残酷なもの。
誰もがイメージしやすい行儀のいいランダムとは違ってバランスを取ってくれない。
僕の場合、あまり小さな動きは気にしないで、ある程度下がったときに売ることが多い。
相場用語で、上がってきた株が一時的に下がることを「押し目」というけれど、僕は 2度目の押し目で売ることが多い。
押し目買いは、下がったところで買おうとするわけだから、逆張りの一種になる。
つまり、やってはいけない買い方のひとつ。
重要なのは勝率ではなく、トータルの損益。
そう考えられるかどうかが株で勝つための鍵となる。
株でいちばん大切なのは迅速な損切り。
失敗から逃げてはダメで、失敗は当然としていかに最小にとどめるか。
自分の予想どおりに動かないときは、自分が気づいていない〝何か〟がある可能性が高い。不自然な動きがあるときは、仕手筋の介入があったりインサイダー情報による売買だったりする。
そういう不自然さを感じたら、結果はどうあれ、基本はすぐ売るべき。
勝ちたい気持ちというより、損するのが怖いという心理を制御しないと、相場で勝つのは難しい。難しいというより不可能。
過去の事例を勉強しても通常時は勝てるようにならない。ただしとんでもなくイレギュラーな事態が起こったとき、類似する過去の事例を知っていると、こうしたほうがいいんじゃないかという、勝てるロジックをすぐ思いつくことができる。
相場では、 1匹目のドジョウがものすごくオイシイ。だけれども 2匹目のドジョウもそれなりにいる。
ただし 3匹目からは、いるかいないかもうわからない。
だから、みんなに先んじて動くように努めているけど、 1匹目のドジョウを捕まえるのはすごく難しい。 2匹目のドジョウは、マーケットから学習して、儲かっているだろう事象をすぐやること。これでもそれなりに利益を上げることができる。
企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価こそが答えであり、世の中の総意として適正だとみなされている数字だと考えるほうが正しい。
僕の場合は、ただひたすら値動きを見た。
マーケットのことはマーケットでしか学べない。
本に書いてあるのは過去のことで、未来には役に立たない。「どれくらい努力しているか?」ともよく聞かれる。
夜中に値動きを見たくて起きちゃうくらいだから、努力はしている。
年金のような「盲目の資金」が流入しているか流出しているときがいちばんの儲かりどころ。
今は全体のボリュームが上がったわりに盲目の資金が比率的には少なくなっているけれど、年金とか投資信託とか海外ファンドとかがそういったものにあたる。
ちなみに今、僕がネット証券で使う可能性があるのは、 SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券、 SMBC日興証券、モルガン・スタンレー MUFG証券、みずほ証券の6つくらい。
昔はひとつの証券会社がメンテナンスなどで取引不能になったら他の証券会社を使ったから、数が必要だった。けれども今はそういうことはなくなってきた。
僕だったら、まず日本市場では運用しない。
年金くらい大きくなると国内で回すには効率が悪くなる。
国内で運用すれば、結局多くの場合で日本人の金を奪ってくるのと同じことになる。日本人のためのお金を日本人同士で取り合っても意味がない。
通貨の信用を上げるのはいかなる国でも難しいけれど、信用を下げて通貨を安くするのは簡単。そうすると円安になる。
そうやって世界の資源の権利を買えば、日本政府としては大きく儲けられる。金融緩和もコントロールしながらやれば、 100兆円とかのレベルで儲けられるんじゃないだろうか。
ただ、もちろん国際社会から恨まれるだろうし、どこかに暴力で攻撃されるかもしれない。
富が増え続けると、どうなるのか?
富というのは、人間が綱引きしている状態を数値化したものだと思う。
激しいインフレが起きて円の価値が落ちない限り、自分の持っている資産は維持されると考えているなら、それは誤り。
たとえば仮想通貨などの新たな価値が生まれてくれば、自分の持っている資産は自然に薄まっていく。 新たな価値が生まれたとき、他の通貨や有価証券や不動産などの価値は、目に見える数字としては減っていなくても、実質的には毀損されて以前より薄まっているということ。
I Tバブル崩壊後やリーマンショックなどが起きたときには、証券会社のアナリストは「今は業績も悪いので売りです」などと言いがち。そういうときに売るのではなく買っていれば儲かっていた。
サブプライムローン問題が起きた 2007年には、日本の銀行もサブプライムローンを 1兆円持っているんじゃないか、減損会計で潰れるんじゃないか、と言われていたけど、あとから振り返れば絶好の買い時だった。
そういうタイミングを逃さないのが大切。
逆に、好況時は買わないほうがいい。
景気は循環するから、全体の株価が上がってきて、週刊誌に特集が組まれ、アナリストが勧めているようなときには、伸び代がなくなっている可能性が高い。
努力とリターンのスパイラルというものは存在する。 勉強すれば勝つ。
勝つと気分がいいからさらに勉強する。
すると、ますます上達して、さらに勝つ。
Posted by ブクログ
日本でもトップの実績のある個人投資家の発言には重みがある。テスタさんと考え方が同じ点にも、デイトレをする上での極意的なものを感じる。人それぞれのスタイルがある、とはっきりと述べている所も本当に成功した人だ、と感じさせてくれるまさに投資哲学本の良書ではないだろうか。
ここに載っているやってはいけない事、精神状態で損を続けている私としては、これをきっかけに再浮上したいものだ………
面白い
自分にはない考え方に触れられる。
何回も確かにそうだと思えた。
何事にもトップになる人は何かしら研究やそれにつながる何かに没頭してるんだなぁと思った。
Posted by ブクログ
発売日に買って読んだ以来、数年ぶりに読んだみた。今と当時と読んだ感想は違って、当時はサラッと読んで、そうなんだと言った感想だった。今回は最近刺さる箇所がいくつもあった。またいつか読み直したい。
Posted by ブクログ
根底にある株は「お金の奪い合い『ゲーム』」という考え方は激しく同意。めちゃわかる。
お金を使ってはいるものの、市場でそれはライフやパワーとなり、ゼロになったらゲームオーバー。市場に広がる無数のカード(銘柄)から、地合いを見て、その時に強いカードを手に入れ、最強のデッキ(ポートフォリオ)を組み立てる、みたいな。
投資方針は、私と全く違っていたが、違うからこそ勉強になるところがあった。わたしももう少し攻めた手を使おうかと思った。
不動産投資が罰ゲームというのもすごくわかる。私も不動産は資産ではなくただの負債だと思ってる。
これからもcisさんをウォッチしていこうと思う。
Posted by ブクログ
タイトルだけで、株式投資の成功者が著者であることが分かる。著者は有名なトレーダーのcis氏で、主に彼の株式短期売買手法と、その成功哲学、著者の人となりなどが書かれている本です。
実際に短期売買でお金を増やしている事や、手法を確立したことについては尊敬していますが、そもそも株式投資とはお金を増やすこと「だけ」を目的とした「ゲーム」なのか疑問です。勿論、お金が増えなかったら何をやっているのかわからないのですが、値動きが優位な方に賭ける短期売買を主要な投資方法とすることが、(彼ほどの資産は持っていませんが、一応、30年近く株式相場で生きてこれた)僕の投資哲学とは合わないです。
結局、短期投資は、1日中板に張り付いて、お金を使って遊んでいる・博打をしているように感じます。それでは、1日中会社で働いていて、自分の時間を拘束されている会社員と、自由になる時間が同じようなものだと思うのです。
彼の真似をすることはできないし、したいとも思いませんが、ある種の才能がある人間だということは分かりました。
Posted by ブクログ
著者の若い頃の人生、勝負事に対する哲学、実際の相場での経験を通じて、勝つための独自の視点が述べられている。著者は子供の頃から期待値を重視し、確率に基づいた判断を磨き上げてきた。学んだことは、勝つ方法は一つではなく多様性がある/ 昔の市場環境と現代では異なるが、相場のバグをいち早く察知し即行動する重要性/ AIにはない直感やリスクを取ることが人間の強み、など。相場については勉強をしてきたし、参加もしてきたが、自分の知識の不足や相場理解の浅さを痛感した。
Posted by ブクログ
有名投資家cis氏の著書。ゲーマーかつギャンブラーであることもあり、固くならずに読める本だった。
手法と自伝どちらもあり、過去を知るのには良いものだった。
上がり続ける株はあがり、下がり続ける株は下がる。というフレーズが何回かでて、キーワードになっている。
考えと逆行した場合の損切りスピードもとても参考になる(が、自分には受け入れられないスピードと感じた)
自分はYouTubeでテスタ氏の切り抜きもよく視聴するが、やはり一流の投資家は共通項が多く、同じ事を言っている場面が多々存在する。
あまり自分には合わない手法やリスクテイクだったが、とても勉強になった。
Posted by ブクログ
cisさんは若い頃、ゲームやパチンコでかなりのやり手だった。麻雀やカジノでの賭事でもかなりの腕前だった模様。研究熱心でのめり込んだらトコトンやるタイプ。投資での成功もその強靭な精神力と明晰な頭脳によるところが大きく、凡人にはとても真似は出来ないと感じた。
Posted by ブクログ
伝説的な個人トレーダーさんの著書。考え方は常識的で自己分析は冷静でフムフムと思うけど、まあ素人がマネできるものではないかな。やってはいけない系は勉強になる。
■上がる株は上がり下がる株は下がる。基本は順張り。
■押し目買いはしない。ナンピン最悪。
■人が恐怖を感じるときがチャンス。
■自分勝手な仮説は無意味。
■いざというときの実行動が速いか。それが大事。
■AI自身はリスクをとれない。AIにとれないリスクをとれるかどうかが人間トレーダーの強み。
Posted by ブクログ
思いきって損切りした
銘柄が、
損切りをあざ笑うかの
如く値上がりしだした
とき、
売った値段より高値で
再び買えるか?
最初の買いを間違いと
判断した後、
損切りも間違っていた
と判断するなら、
二重に間違いを認める
ことになる。
しかしそのように一回
ごとの売買で勝ち負け
を考えてはいけない。
買った銘柄が下がれば
売るし、
上がっている銘柄なら
買う。
シンプルにそれだけと
著者は言います。
株で勝率を考えること
に意味はなく、
問うべきはトータルで
どれだけの損得なのか?
つまり絶対額であると。
投資哲学は人によって
千差万別。
真逆のことを言う人も
います。
明確な正解がない世界
ですが、
間違いを認めることに
抵抗を感じる人間的な
感情が、
相場においてマイナス
に働くことが多いのは、
普遍的なものであると
感じます。
Posted by ブクログ
「相場は仕事になり、趣味になり、ゲームになる。最新かつ最先端の学問であり、経済活動。資本主義は最高のゲーム」
「素早い損切は テクニックではなく、心構え」
Posted by ブクログ
相場は、最新かつ最先端の学問であり、経済活動でもある。
最先端だから未来が予測できない。
究極に近い“不完全情報ゲーム”。
日々やることが勉強になり、実力をつけることになり、お金にもなる。
資本主義は人類史上最高のゲームかもしれない。
Posted by ブクログ
・理解することと実行することのあいだには大きな距離がある。
・上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる。
・上がっている株を買う。下がっている株は買わない。
・確かなのは今上がっているという事実。どこまで上がるかなんて誰もわからない。
・(売りのタイミング)2度目の押し目で売ることが多い。
・下がったところで買うとか割安なタイミングで買いたいと考えるのは、そもそも発想として間違っている。
・サラリーマンに損するリスクはない。
・感覚値だが、年に3%以上の利回りを保証するのは、巧妙にリスクがみえにくいスキームになっているか、詐欺のどちらかと思った方がいい。
・相場の本、経済の本などはすべて昔のこと。
・企業の価値を株価が正しく反映していないと考えるよりも、株価子をが答えであり、世の中総意として考える。
・自分に優位性はない。なにかしら他人を出し抜かないと他人から富を奪うことはできない。
・あくまでマーケットにあわせるしかない。
・日本、アメリカ、ヨーロッパのうち、月曜日に最初に市場がひらくのは日本。
・投資家でうまくいっている人ほど、投資以外のお金の使い方は守備寄り(持っているお金の量が力になるから)
・結果よりプロセスとして適切な勝負ができているかのほうが大事。
・割安とか割高とか、将来は業績が伸びるはずとか、そういった要素は自分が勝手に思い込んでいるにすぎない。
・たとえば仮想通貨などの新たな価値が生まれて来れば、自分の持っている資産は自然に薄まっていく。
・富の送料が増え続けているのと並行して、お金の価値は落ち続けている。
・人のプレイスタイルは簡単には変わらない。早い人はいつでお早く、遅い人はいつでも遅い。
・マーケットはリスクを回避する傾向が強いので、あぶないと思われたら必要以上に売られる。
・同じもので値段の差が出てくる場合があるときは、同じプレイヤーが場を冷静に見られていないから。
・AI自身はリスクをとれない。これは車の自動運転が進まないのと同じ。
Posted by ブクログ
相場という不完全な情報ゲームの中で何を考えどのように資産を築き上げたのか?
投資家としての実践してきた考え方はビジネスで成果を出していく思考や行動と結局は同じなのだと感じた。(真似する、素直な心、プロセスを楽しむ、没頭する、考え改善していく、等)
印象に残った部分を以下に記す。
・他人のやり方を真似する→学習する→修正する→結果を出す→再現性を高める
・自分のやり方にこだわらない。良い方法を選ぶ
・素直な心を持つ
・課程を最大限楽しむ
・とことんやり続ける 好き楽しい気持ちを持って
・学習し考え続ける 人よりも多い時間を利用して
Posted by ブクログ
目からウロコ。
上がり続けるものは上がり、下がり続けるものは下がる。
それはなぜか。
こういうところを突き詰めてきた人生の背景まで記載があり数時間で読破。
早速この選挙相場で爆益。
今までの投資法はやってはいけない事だらけでした。
Posted by ブクログ
ストーリー
230億円稼いだカリスマ投資家が実践する「勝つ思考」。
全世界で15万部突破!!
「生き方がめっちゃ面白い!」
「参考になるけど真似できない、すごすぎて」などなど
平成が生んだ最強の相場師のキャラクターに大反響!!
フォロワー42万人超え(2020年6月現在)の伝説的デイトレーダー初の著書。
230億円稼いだ勝負勘の源泉や「ヘッジは無駄」「不動産投資は罰ゲーム」など
独自の投資哲学を開陳。
ロジック重視の仮説思考で「一撃19億」「一撃40億」を実現してきた話、
「2ちゃんねるで結婚相手を募集」「近くにコンビニがほしくてビルを買う」など
スケールが違う話も多々。
投資をやる方はもちろん、ゲームやギャンブルにも通じる勝負論で、
ビジネスパーソンにも多くの学びがある一冊。
Posted by ブクログ
今まで読んだ投資本は、オルカン、 S&P500、高配当が中心だったけど、全く違う切り口。
でもこうやってリスクを取らない限り、大きくは勝てないんだろうと思う。
10億とか動かす世界め覗き見れるのがよかった。
・上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。
・押し目買いは下がったところを買おうとするわけだから、逆張りの一種で、やってはいけない。
・マーケットというものはリスクを回避する傾向が強いので、アブナイと思われたら必要以上に売られる。
・本質的な価値は変わらないのに、空気だけでガクっと動いている。はっきりこう言えるときはチャンス。
Posted by ブクログ
230億円を動かす個人投資家cisさんの自伝的エッセイ。視点がユニークだし、ゲーマーでありギャンブラーである面がより強く感じられて、面白く参考になる。
2025年時点で7年前の書籍であるにも関わらず、仮想通貨含めやはり目の付け所が凄い。真似できそうで絶対真似できないけど真似したくなる話が盛りだくさん。でも三匹目のどじょうはおらず。
特に面白いのはP61の「その時間帯に株価を動かしているのは僕なのに、全然僕の思惑と違うことを勝手に想像して話している」という一文。マーケット動向分析なんてそんなもんだよなと説得力が断然違う。読みやすく為になる一冊。
Posted by ブクログ
2024/11/15読破
一言 著者は短期派。手法は自分に合うものを選ぶのが吉
感想 1冊通して、テスタさんとの共通項が多い印象でした。基本は順張りで張って、経験値を積んでいき、相場から退場しないように、損は小さく投資を行なっていくことが大切
Posted by ブクログ
個人投資家で230億円稼いだ投資に関する考え方及び自伝
工学部出らしいがかなり早い時期から期待値で考えるなど数学的能力が非常に高そう。そしてゲームやギャンブルなどで鍛えられたらしく、行き着いた投資方法は前場のデイトレ。
直接真似はできないが投資に対する考え方としては参考にすべきところが多いように思う。
投資とは別に、人生記やものの考え方としてもとても楽しく読める。
Posted by ブクログ
結構サラッと読めた
順張りでシンプルなルール
「今ある優位性」に張る
cisさんの思考は完全にゲーマーの突き詰めていく人で考えてやり抜く所がデイトレに生きている
源流はパチンコ、ネットゲーム
ラブライブのお誕生日投資方やダイエーと三菱UFJの相関などの具体的な話はやはり面白い
Posted by ブクログ
著者の経験と実績に基づく、相場に対峙する上での金言が紹介されている。タイトルにある通り、数100億円レベルの資産を築き、なお勝ち続けことの凄さを理解できた一方で、いわゆる一般読者には現実離れしたエピソードも多く、その点は取捨選択が必要だろう。
幼少期の話やゲーム好き、学生自体のパチプロのことなど、相場が好きということに加えて、おそらく天性のセンスも兼ね備えているのだと感じた。
ただこれだけスケールが違っても、やはり損切りの大切さなどは基本中の基本なのだなと知れたことはプラスであった。
Posted by ブクログ
資本主義は人類史上最高のゲームっていう話。
パチンコ、オンラインゲーム、囲碁、ポーカー、麻雀、株取引と基本的に偶然性が高かったり、確率上不利なゲーム以外は好きで嵌ってしまうゲームオタクで、結果も出してるというのはやっぱり好きは上手の元なんだなー、と。
p.14上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。
Posted by ブクログ
逃げ足の速さはピカイチでゲーマーで言えば高橋名人級の生き神様的な投資家cisさんの投資哲学が書かれた本
常にタラレバを妄想してアイデアを考えておくのが大事
この本を読めば投資哲学を学べるしスマホゲームに9000万課金などの有名投資家さんのキャラクターの濃さも楽しめる
ピンチとチャンスは紙一重結果は受け入れるしかない
子供の頃の駄菓子屋のくじ引きから始まりパチンコ麻雀競馬で1000万溶かし投資と初め妻と出会うまでの半生も面白い
Posted by ブクログ
上がっている株を買う、下がっている株を売る。
確率のゲームでも、意外なことは続く。株はもっとバランスが取れないもの。
押し目買いはやらない。逆張りだから。下がったらそこから反転するよりさらに下がる。
目先の利益に走らない。
ナンピンは最悪の手法。
重要なのは、大きな損をしないこと。小さな損はしてもよい。
損切りした株が上昇したときにまた買えるか=二重に過ちを認めることになる。
1時間後に下がりそうだと思ったら損切り。
暴落のほうがチャンスは大きい。
損するのが怖い、という心理を制御しないと相場で勝てない。
株に適正価格はない=安く買って高く売る、はない。
勝負しているとアドレナリンが出続ける。
大きなロットで売り買いしているだけでお金は減る。
人間の本能は、簡単には攻略できない。
人間の仕組みとして、興奮状態にあるときは、仮の本能でけがをしてもいいように白血球が増える。
経済はゼロサムゲームではない。富の総量は増えている。しかし、新たな価値が生まれるときは既存の価値は毀損されるから、ゼロサムともいえる。富の総量が増えるとお金の価値は減る。
最初はIPO銘柄のデイトレ。ボラが高い銘柄を買ってダメそうならすぐ損切りする。上がっている最中は持っておく。
仮装通貨も同じ。上がっているときに勝って下がってきたら売る。