【感想・ネタバレ】幻想水滸伝III～運命の継承者～５のレビュー

志水アキ

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「自分の言葉が信用されるようになるって大変な事よ？」
軍師ならば特にそうだろうなぁ。勝敗・人の命に関わってくるし。

シーザーって面倒くさがりで自ら何もしないキャラ、って印象が強く残ってたんですが、実際そんな事なくって、世話焼きのほっとけない症な人だったんですね。
ササライのふてぶてしさを見つつ、あの人とこーいうところは似てるんだなぁ…と感じてました。

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第5巻。
ゲームでいう、第4章に入ります。
この巻あたりから、本編がいい具合にアレンジされています。

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展開が面白くなってきました。

ヒューゴが炎の紋章を手に入れるも、母ルシアはヒューゴを待ちきれずに、ハルモニアと戦を始めてしまい、グラスランドはハルモニアに破れます。だから、シーザーの進言を受けていればよかったのに。。。

土の紋章を持つササライの力を前に、炎の紋章の力が現れなかったことで、炎の紋章がないことがばれてしまったし、かなりピンチです。

一方、ゼクセンの方でもサロメがなにやら画策してて、ゼクセンとグラスランドが手を結ぶ日も近いかも。

あとは出てきていない五行の紋章は、風の紋章ですが、これは誰が持っているのかな。

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真の火の紋章を受け入れたヒューゴ、グラスランドに不利になってく戦局、動き出すゼクセンの騎士団、と、なかなか目が離せない展開になってきました。

基本的に、ゲームのコミカライズには否定的ですが、これに関しては、話とか相関関係とか勢力がフクザツなので、漫画化してもらった方がおちついて読めます。志水アキさんも好きな作家さんだし。

ようやく話が転がり出してきたかな、という感じ。続巻期待。