あらすじ
「落人伝説」のある街に赴任してきた不動産営業マンの藤墳は、丘の上で不思議な青年・破金に出会う。破金は、かつて「蘇芳」という一族に追われこの地に逃げてきた氏族の末裔で、今でも「蘇芳」を恐れて生きている。いつかこの街にくる「蘇芳」を破る(=殺す)ために育てられたのが破金だという。藤墳は、伝承に囚われて次第に疲弊していく破金に惹かれ、救いたいと思うようになるが、破金は藤墳が「蘇芳」ではないかと疑いを持ち―――?
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山なし、オチなし
閉鎖的な町でミステリアスな伝承…推理小説に出てくるような舞台設定にワクワクしていたのですが。悪い意味で裏切られたような…。実は藤墳くんが蘇芳の血を引いていてこの町に誘われたんだっていうベタな話のほうがまだ楽しかったのに結局なんの関係もないのかよ! じゃあ考古学者の彼! 貴方が黒…でもないのかよ! え?! とっくの昔に血は途絶えてる??!だから大丈夫でした〜そっかよかった〜!!
っていう山もなければオチもない…虚無感が。
あと破金は特に職業が明かされてないためなぜいつもスーツを着てカバンを持っているのかわかりません。本当に…何故なんでしょう?