【感想・ネタバレ】ソッカの美術解剖学ノートのレビュー

あらすじ

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マンガ家、アニメーター、ゲームクリエーター必読!
人体の自然な動きを描くコツが満載!

本書は、韓国の有名漫画家であるソク・ジョンヒョンが9年の歳月をかけて描き上げた美術解剖学の集大成ともいえる書籍です。
特に、解剖学的な自然さに基づく人の動きをどう描くかについて頁を割いて、丁寧に解説しています。
本書には、1コマ漫画がちりばめられていて、人体構造の説明も楽しんで読み進められる工夫がなされています。

はじめに
本書で解説する解剖学用語

I 生物の形
生物の定義/生命の形の変化

II 身体の基礎
人間とは地球人のこと?/人間の骨格/人間の筋肉

III 頭部
人体を木に見立てる:頭は根/キラキラする目/ふわっふわっの耳/ムシャムシャ食べる口/ヒクヒクする鼻/頭蓋骨の詳しい形態と名称/頭蓋骨を描いてみよう/顔の筋肉

IV 胴体
人体を木に見立てる:胴体は幹/胸郭は命の守護者/骨盤は人体の中心/人体の筋肉を俯瞰する/首の筋肉/胸の筋肉/腹の筋肉/背中の筋肉

V 腕と手
人体を木に見立てる:腕は枝/肩を怒らす/曲げて伸ばして、腕の観察/腕を上下に動かす/腕の筋肉/手を頭の上に上げたとき/手の筋肉
手に筋肉をつけてみよう

VI 脚と足
人体を木に見立てる:枝の先で立つ脚/脚の筋肉/身体を支える足/足に特有な筋肉/靴を描いてみよう

VII 全身
全身の骨格/全身の筋肉の描き方
おわりに
索引

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Posted by ブクログ

身体の構造を理屈的に知りたいなら買ってもいいと思いますが、趣味で絵を書く程度や、医療系の人は買う必要ないと思います。解剖運動学のほうが詳しく書いてあります。
私はかつての留年を思い出しそっと本を閉じました。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

借りたもの。
その重厚な存在感に違わぬ内容だった…!
人体の描き方のレクチャーから、その捉え方・考え方を面白く描いてくれているので、読み物としても圧倒的……!
パーツ毎に解説し、全体にもっていく。
描き方と解剖的知識だけでなく、日々の気づきや美術史的観点、心理学的な効果についても言及。

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2022年10月29日

Posted by ブクログ

夏休みになったらこれを頭から全部模写しようとおもいます。
遥か古代の記憶で解剖学にトラウマがあるので、応援していてください。

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2021年04月27日

Posted by ブクログ

ツイッターで見かけて衝動買いした一冊ですが、
期待以上です。これは良い。
イラスト教本として役立つのはもちろん、
絵を描かない人でも、
読み物としてたっぷり楽しめると思います。
特に面白いのが、
人体の理屈に入る前に、
地球上の生き物の理屈から入るという点。
このパートがあるおかげで、
そのあとの人体の理屈にも
よりすんなり入っていけます。
大事に読みます。

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2018年12月09日

Posted by ブクログ

美術解剖学について知りたくて読みましたが、どの美術書より楽しく読むことが出来ました。これ読むと人体描くの絶対上手くなるの実感する。
ただ欠点といえば、ものすごく分厚いです。よく話が逸れるからこそ面白いし、分厚くなるのは仕方ないかな。後もう少し言えば、骨を描いてインプットするのはいらないかな...
体を描いたり、CGで人体モデリングするなら必読ですね!おすすめします。

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2022年09月06日

Posted by ブクログ

価格はちょっぴりお高めだが、鈍器みたいな厚さで中身はフルカラーなのでコスパは非常に良い。
ただし電子書籍は存在しないので分厚すぎるがゆえに少し読みにくい、無線綴じ600ページ超え。

美術解剖学の入門書としてオススメ。
堅苦しくなく親しみやすい文体と大きめな手書きイラストで構成されてて、美術解剖学という専門分野ながらも子供向けの大判図鑑のようなとっつきやすさがある。
悪く言えば専門書としては少し副音声がうるさい。授業中に先生が挟んでくる雑談やちょっと脱線した話が好きだった人向け。
ある程度の基礎知識が既にあり作画資料として必要な時に必要なページだけ参照にしたい人は、『スカルプターのための美術解剖学』の方が使い勝手は良いかもしれない。

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2023年02月21日

Posted by ブクログ

 写真で見てると、絵本風のイラストブックかと思って手にとってみて倒れそうになった。デカくて分厚い本でした。
何だか、手にした人がビビらないようになのか、言葉遣いが軽いんですが、翻訳本だからかな?要するに、美術解剖学の教科書で、こういう本もあるんだと思って面白そうなところをパラパラやっていると、本屋さん勤めの同居人が、「ちょっと見せて。」と取り上げられてしみました。「医学書の解剖の本とは、やっぱり違うねえ」だって。「あたりまえでしょ。」

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2019年02月09日

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