あらすじ
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人生100年時代の到来。長生きできるのはいいですが、その分、老後資金の不安は募ります。年金はあるものの、それだけで安心とは言えません。とはいえ、「投資は怖い」「投資できるほど家計に余裕はない」という人は多いことでしょう。
そんな人にうってつけなのが、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」。「少額からできる」「節税効果があってお得」など、「投資初心者が老後の資産形成をするのに最適」と言うのは、“年金のプロ”である井戸美枝氏と、“積立王子”として知られる中野晴啓氏。
本書は、「誰でも、いつからでも始められる、老後資金を着実に増やすお得な投資」として注目のiDeCoとつみたてNISAの魅力を徹底解説。老後資金に不安を抱える人に必要不可欠な一冊です!
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Posted by ブクログ
つみたてNISAやiDeCo両方やることに意味があるのかと思い、本書を読みました。結論から言うと、銀行口座に預金してもお金は増えないので、投資信託すべきで、節税効果のあるiDeCoとつみたてNISA両方(可能なら)やるべきとのことでした。
つみたてNISAやiDeCoの話に入る前に、ライフプランの話があり、投資の必要性が強く語られていますが、投資信託の話を知りたいものにとってはちょっとくどいです。
iDeCoやNISAの具体的な始め方なども詳しく記載されています。
NISAとつみたてNISAの違いが説明されていますが、どちらが良いとの説明は無く、つみたてNISA前提でその後の説明が続きます。
【抜粋】
資産を増やすためには、投資、積立、節税の3つすべて利用する。
単利は、自分で預けたお金だけに利回りが発生すること、複利は、自分で預けたお金と運用益の合計に利回りが発生すること。
NISAとは、個人投資家のための税制優遇制度のこと。
NISA
非課税枠の再利用や繰越はできない
運用益がすべて非課税
いつでも現金化が可能
投資は、長期投資、積立投資、国際分散投資という3つの原則を守る
複利効果とは、利息が利息を生むこと
資金的余裕があるならつみたてNISAとiDeCoを併用する
つみたてNISAとiDeCoの運用商品は同じもので良い
積立投資することで、株価が高いときは少なく、安いときは多く買えることで、平均購入価格が平準化される。これをドルコスト平均法という。
企業年金とは会社が管理する確定給付型年金のとこである。
iDeCoの掛金控除、iDeCoの運用益非課税、つみたてNISAの運用益非課税のトリプルメリットを享受すべき
財形住宅貯蓄も利回りが預金と大差なく運用期間中は引き出せないので、あまりメリットは無い
iDeCoは70歳まで運用を続け、それから引き出す,つみたてNISAもどうしてもお金が必要な場合でなければ非課税期間終了後も特定口座など課税口座に移して運用を続けましょう
つみたてNISAでも日本株のインデックスファンドはおすすめしない。日本の経済が成長していないから。
毎月分配型の投資信託は、複利の効果が得られないので買ってはいけない