【感想・ネタバレ】なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

色々勉強になりました。
最も印象に残ったのが3点。
一つ目、行動経済学の「プロスペクト理論」。
当たり前の価格より100円安いとちょっと得したと感じる。しかし、当たり前の価格より100円高いと、すごく損をしたと感じる。そして、人は損失を回避しようと行動する。
一時的な値引きは、売手が思っている以上に戻した後の損害が大きい。お客様が離れる要因になる事を知った。
初めて聞いた事でした。
ビジネスは、人の心理が大きく影響する事を理解し、それらをもっと勉強する必要があると感じました。
二つ目、端数価格効果。
婦人服の、34ドル、39ドル、44ドル、で売った時、39ドルが一番良く売れ、しかも他は20%も低かった。ギリギリまで安くした、というメッセージを与えるとの事。
また、この端数価格効果は、プレミアム商品には逆効果で、安物イメージがついてしまう。
三つ目、スミノフの話し。
ライバル企業に同等品を1ドル安く出された。
それにとった対応
・同等品のスミノフを1ドル値上げした。
・ライバル社の同等品の新商品を同じ価格で出した。
・さらに、ライバル社より1ドル安いポポフを出した。
結果、スミノフはシェア1位、ポポフがシェア2位だったとの事。この裏には、色々なスキルと戦略があると感心しました。

ほんと、色々勉強になりました。
また、読み直ししたいと思います。
是非、読んで見て下さい。

0
2021年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アンカリング、フレーミングなどの行動経済学の入門的知識と、ブランド信仰とを組み合わせて、素人を騙そうという本。

0
2019年05月17日

「ビジネス・経済」ランキング