あらすじ
9・11テロで妹を失ったことをきっかけに、航空保安警備の道に進んだケネディ。卓越したコンサルタントとして、世界各地を一年中飛び回る多忙な彼だが、ある日その飛び抜けた知識と能力に目をつけたCIAから対テロ対策チームへスカウトされる――民間人にもかかわらず、リーダーとして。神出鬼没の冷酷なテロリストが、かつてないテロを計画しているというのだ。ネットワークスペシャリストや元ネイビー・シールズの工作員など、一癖も二癖もあるメンバーを率いて、ケネディはその謀略を阻止できるのか? 面白さ無類のエンターテインメント!
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Posted by ブクログ
スパイもの(?)エンタメ小説としてとても楽しかったです。主人公が航空保安警備コンサルタントということで、空港のセキュリティや裏側の情報なども面白い。
『スパイ大作戦』や『ミッション:インポッシブル』のノリが好きな人なら間違いなく楽しめると思います。
Posted by ブクログ
全体的にネトフリのドラマみたいなクオリティだが、4分の3を過ぎたあたりで物語にブーストがかかって来てからはやや強引な所もあるものの楽しく読めた。しかしアメリカ人の描く核爆弾の威力の低さはどうにかならないものか。
Posted by ブクログ
荒削りというか、突っ込みどころがありすぎる。今現在のスパイものはこんな形になるのか。いや、スパイという言葉は何回も出てくるがなんか違和感がある。エンタテーメント重視で書かれた感が強い。空港のセキュリティのくだりなど、情報としては面白く読めた。
Posted by ブクログ
9.11テロで妹を失ったことを契機に航空保安警備コンサルタントの道に進み、世界各地を一年中飛び回るケネディ。ある日、その卓越した能力に目をつけたCIAから、テロ対策チームへの誘いがかかる。史上最悪のテロが目前に迫っているというのだ。目的のためには手段を選ばない各分野のスペシャリストとともに謀略を阻止できるのか?面白さ無類のエンターテインメント登場!
設定からすると、もっと長編になりそうだが、軽いテンポでどんどん物語は先に進む。創元推理文庫のレーベルから出たのがやや意外。
Posted by ブクログ
…なんだろ、主人公がなんか嫌
妹をなくした過去を持つ重たい設定のはずなのに、自己啓発本の格言をちょいちょい読んだり。これから空港の警戒をどうするかって時にゴルフで頭スッキリ!しかもさて作戦を練るか、とビールを飲み始めるあたり…アメリカでは普通なんでしょうか?
もっと厳格なプロの主人公を何人も読んできたせいで、そこらへんが目についてしょうがない…
出だしがこんなのでつまずいたので…
なんだかなぁ…人間味なのか?と色々考えつつ
読み進めてみても、失敗を挽回チャンスを掴むためとはいえ大事な役回りを民間人に依頼するのはどうなのか?しかもまたゴルフに行こうとするし…など疑問が多い。
現場で大立ち回りする役回りではないだけに…技量の表現がどうなるのか期待してたんだけど…うーん 根回しや先読みの力はあるんだけど
容赦のない敵に対して、手段を選ばず闘っていくことになるのはわかるのだが…なんか都合よすぎ。
キャラも薄めで、逆にドライな空気ぐあってそこは良い。