あらすじ
「そんなことをいって……オレが一生、おまえをそばに置くっていいだしたら、どうするつもりなんだ」 獣のように激しく、強く……与えられる快感に心も躰も囚われて――…。男手ひとつで育ててくれた兄・小太郎を助けるため、クラブで働く雨美。クラブでは理子という親友もでき、苦しいながらも幸せな毎日を送っていた。そんな中、小太郎が理子と駆け落ちしてしまう。理子は“黒虎”と呼ばれる極道・鬼嶋涼一の妹で、その上、ほかの組の若頭との縁談が決まっていたという。兄のしたことの落とし前として、雨美は涼一の「女」になることになり――…? 極道の彼と契約から始まる極上ラブ・ロマンス! 表題作の他、理子と小太郎サイドを描いた草食系男子×肉食系女子のピュアラブ番外編も収録! ●収録作品● 『黒虎と蜜月の檻』『キミを食べちゃいたい!!黒虎と蜜月の檻 番外編【前編】』『キミを食べちゃいたい!!黒虎と蜜月の檻 番外編【後編】』『若頭の寵愛~黒虎は花嫁をあまく捕える~』
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画は好みではないのですが…
「黒虎と蜜月の檻」単話版の試し読みしてみたら続きが気になって、前編だけ購入。
結末気になるもそのうち…と思ってたら、こちらを見つけて、二人が惹かれ合うきっかけとなった話も収録されてるので迷わず購入しました。
黒虎が美雨を手元に置いたのは、玉林会からの報復から守るためだったんですよね。
だって、理子は結婚しない!と宣言して駆け落ちしてますし。でも、「好きにしろ」と鬼嶋。
玉林会の若頭、若頭どころか、男、いえヒトとしての器も小さすぎて、まぁ妹の旦那にはしたくないのがわかります。
だから止めなかった。だけど、残される美雨を心配してのことだったのでしょう。
実際何度も襲われますし。
特定の女を置かない鬼嶋が、日が経つにつれ、美雨にベタ惚れ…というよりメロメロ?になっていく様が♡
そして、美雨の兄へ「妹さんを下さい」というシーン、若頭なのに、偉ぶらず、マジメに頭を下げる姿がカッコいいです。
兄ちゃん、あんたが先に言わなきゃいかんだろ!とツッコミたくなりました(笑)
最後には鬼嶋の若頭としてのキャラが…崩壊しててツボりました。