【感想・ネタバレ】池上彰の世界の見方 ロシア~新帝国主義への野望~のレビュー

あらすじ

謎の多い国ロシアの実像を池上彰が解説。

「おそろしあ」という言葉がある。「恐ろしい」と「ロシア」を合体させた造語。
イギリスに亡命していた元ロシア軍のスパイの男性が毒ガスで殺されかかったり、国際紛争への介入を繰り返したり。
そんなニュースを見ると、「怖い国」と思いがちだがロシアにはそれなりの事情と論理がある、と池上彰は語る。
隣の大国でありながら、ロシアのことを私たちはどこまで知っているだろうか。
北方領土問題をめぐるロシアの言い分と日本の主張の食い違いは何か?
建国当初は世界の期待も大きかったソ連型社会主義はなぜ崩壊したのか?
今のロシアはソ連の時代と同じなのか、違うのか?
絶大な権力を握るプーチン大統領はロシアをどこへ持っていきたいのか?
ロシアという国の基礎基本から、今後ロシアがどのような方針を打ち出しそうかまで、渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校、同幕張中学校・高等学校の生徒たちに行った渾身の授業をもとに構成。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

レーニンによりソ連を建国.スターリンは先制主義的社会主義により恐怖政治が行われその後ソ連崩壊しロシアとなる.
プーチンは旧ソ連時代のスパイに属しプーチン政権はスパイ組織に支えられた政権.
地政学的にも他国から侵略されやすく不凍港を求めて他国に侵略を繰り返している.

ロシアの歴史や現在についてわかりやすく書かれており基本的なことを理解したいという人には良いと思うがある程度知っている人には物足りない内容だと思う.
ロシアは今ウクライナの問題が最も大きく取り上げられている.なぜウクライナと戦争をしなければならないのかなんとなく理解することができる.EUとの関係、歴史、地政学的にも自国を守らなければならなかったのだろう.地政学は日本にいるとわかりにくい内容なのかも知れない.島国なので他国からやってきても船ならゆっくりやってくるだろうしその間で準備もできる.日本はそういう意味では良いのかも知れない.この本ではそういう相手の立場になって考えるということを教えてくれた気がする.
そして相手の国をしり思い込みで判断しないことを教えてくれる.
ロシアという国を守り、よくしていこうと思うさきには何があるのだろうか.この国を守ることがこの国の向かいたい道なのだろうか.未熟な私だからわからないのだろうか.プーチン大統領の描く未来を知りたいと思った

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2024年01月07日

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