あらすじ
子どもの人生を決めるのは、経済的な豊かさや子どもの生まれ持った資質ではありません。すべては親の行動であり、天才と呼ばれる子のほとんどは才能を後天的に開花させています。本書は、「習慣の教育」「才能を開花させる習い事」などをテーマに、親のあり方を説いた1冊。才能のない子など、この世に一人もいないのです。
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Posted by ブクログ
なんとなく手に取った本だけどよかった!良書。たくさん付箋つけながら読んだ。
よい習慣、思考力、アイデンティティを作る教育というのがとても大事でそれは家庭で親が行えること。
才能を開花させる習い事はなんであるか?
とにかくたくさんの大人や社会を見せ、人生のプランBもCも頭に描けながらプランAをめがけて頑張って精進していける子に育ってくれるといいなぁ。
子供の才能の見極めは親がしっかりとしてあげ、成功体験により自信をつけて、自己肯定感を備えた上でコツコツ文武両道で鍛錬!なるほど。
Posted by ブクログ
ものすごく参考になった。育児本、とは少し違って、親がどのような行動をとるべきかの指針について徹底されているので、子育てビジョンと、そのためにやるべきことが明確になる。
子どもに自信を持たせるための日ごろからの習慣に始まり、可能性をのばしていくための習い事の選び方、新しい時代を生き抜くための英語教育、ICT教育、学校選択。
知りたかったことが、この一冊で網羅できてしまった。
p34 バイアスこそが人生最大の敵。親の問いかけが、子どもの思考力を鍛えていく。小さな選択をさせ、その際には論理的に理由を考えさせる。一つの角度からではなく、多面的な立場から物事を考えさせる。
p37 そもそも人生に「これをしたら100点である」という明確な答えはない。だから、「自分が納得できる解を出す」訓練をすることが自分らしい人生を送るための方法となる。
p50 賢い子が育つ家庭では親が子どもに「大枠の方針」や「人生の哲学」を伝えはしますが、「では具体的にどうするか」は子ども自身に選ばせる。そして、子どもがつまずいた時には手を差し伸べ、一緒に解決していく。
p71 子どもは自分のものではなく、あくまでも親と子という違う役割を持った対等な人間だと考えていかなければならない。その態度が親に備わっていれば、子どもは親を人生のよき先輩として尊敬し、良好な親子関係を維持する中で自立し、自分の人生を歩んでいく。
p154 答えのない質問(オープンエンディド)をして、クリティカルシンキングを鍛える。日常の中の「なんで?」を引き出す問いかけをして、子どもの好奇心を引き出す。親も一緒に考える。
Posted by ブクログ
子育て本。
内容的にも、もちろん結構いいことが書いてあると思いますが、如何せんプロモーションがイマイチなのか、あまり知られていない(そして、今後も知られなさそうな)本。
具体的に親がどうすればいいか、書かれているので、
親の立場からすると結構助かりそうな本だと思います。
個人的に一番好きなのは、タイトル。
自分は、「子どもは親の姿を反映している」とずっと前から感じていて、
例えば、子供が勉強しないのは、親が勉強しないから、というのが一番の理由ではないかという仮説を持っている。
(全く検証していませんが。。でも、多分合っていると思う。)
そういう意味で、親の行動というのはとても大事だと前々から感じていたので、
このタイトルにビビっときてしまった。
本を読んでみて、著者は僕の意図とは少し違う趣旨でこのタイトルを付けたみたいですが、、
何れにせよ子育てには「親」の役割が重要で(つまり塾とか習い事に丸投げではNG)、
「親」ちゅーもんは結構、大変な役割なわけです(仕事とか火事特価もあるわけですし)。
その点では、著者と意見が一致していました。