あらすじ
口下手で、沈黙がコワく、特に初対面の人と話すのが苦手という人は多い。そういう人は「話し方」を学ぶより、「聞き方」を学ぶほうがおすすめ。相手の話やニーズをうまく引き出し、話がドンドン盛り上がり、仕事も人間関係もうまく回るコツを、豊富な具体例を交えて教える。
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Posted by ブクログ
良好なコミュニケーションを築く上で欠かせないのが円滑な会話。
しかし「沈黙が怖い」 「自分の話ばっかりしていると思われたくないから質問攻めのようになってしまう」「 うまく言葉が出てこない」など足かせが多くある。
口下手で自信がなくコミュニケーションの機会を遠のけててしまう人におすすめなのは、話す力ではなく聞く力を磨くこと。
いかに相手の引き出しを開け盛り上げられるか、話していて心地いいと思ってもらえるかに意識を集中させる。
ただ気負いすぎるのはよくない。
知ったかぶりをしたり、自分をよく見せようとしたり…そんな虚栄心は捨て去る。
素直にわからないことは相手に聞く。
その方が好感を持ってもらえるし、 新たな話の種になる可能性もある。
気負わず飾らずが大事。
さらに聞く力といっても相手に一方的に話をさせるだけではダメ。
相手7割、自分3割を心がける。
Posted by ブクログ
コミュ障ではありませんが、人との会話で役にたつ考え方が得られました。本当に話すのが苦手な方はこの本の内容をパクりましょう。
まずはテンプレ化して話すのがいいでしょう。
Posted by ブクログ
印象に残ったところ
・p21 沈黙は話が途切れた気まずい時間ではなく次の話へのアイドリングの時間と考えてみてはどうでしょうか
・p54口角をちょっとだけ上げる意識をするといいでしょう
・p59オープンクエスチョン「田中さんは和食がお好きと聞きましたがどんな料理がお好みですか」「最近は登山ブームのようですが山田さんはどんな山に登りましたか」
・p62いい質問とは相手が自分のこととして考えられる、具体的なテーマが含まれていることが条件になります
・p120質問をしながら大いに共感し、さらに誉め言葉をはさんで会話を進めていけば話が盛り上がること間違いなし
・p125相手を乗せる「さしすせそ」さすがですね、知りませんでした、すごい、センスいいです、そうなんですか
・p128目上の人の自慢話を聞かされた時のキラーワードは「勉強になりました」「またぜひ聞かせて下さい」
・p159なるほどの使い方「なるほど、それは素晴らしいですね」「話には聞いていましたが、なるほど、大変立派な会社ですね」
・p128「ねえ知ってる」と振られたときは知ってると答えるよりも「知らない」と答える方が断然、話が盛り上がります