あらすじ
★ あの名作マンガから「職場あるある」の悩みに答えを探そう!
「上司の評価に納得できない」
「忠告を聞かずにミスする若手に腹が立つ」
「過労でココロももう限界」――
仕事をしていれば誰もがぶつかる悩みを、
天才外科医ブラック・ジャックに打ち明けたら、
どんなアドバイスをするだろう?
巨匠・手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』から
珠玉の13編を、人事・労務コンサルタントの著者が読み解き、
日々奮闘するビジネスパーソンの心に響くエッセンスを引き出します
★ 手塚プロダクションの協力を得て、名シーンを多数掲載!
★『うつヌケ』田中圭一先生、推薦!
「出るべくして出た1冊。『ブラック・ジャック』は、
副業・フリーランス時代のビジネスパーソンにとって、
最高のロールモデル。プロフェッショナリズムの教科書だ!」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小学4年生で出会ったブラックジャック、取り上げられたシーンはほとんど知っていたが、仕事人として見ると新たな見え方があるのに驚いた!また読み直したい!
Posted by ブクログ
読むべし!!
ブラック・ジャック先生のお言葉は間違いない(≧∀≦)
おもしろかった!
13のお悩みエピソードを、それぞれ3つのパートに分け、読みやすく解説しています。
①【ある職場で】よくあるビジネスパーソンのなやみを紹介
②【ある一話】ブラック・ジャックの物語を紹介
③【ここに注目】ブラック・ジャックの物語が、【ある職場で】の主人公に、どのようにヒントになるかを考察しています。
関連性のある物語を用いて、ブラック・ジャックだったら、こうアドバイスするだろうと、教えてくれるのです。
結論から言うと、『ブラック・ジャック』がおもしろすぎる!!!笑
とあるエピソードなんかもう、涙ぐんでしまいました……(T-T)
あんたの偉業に比べりゃあ、自分の悩みなんてちっぽけだよ〜笑
著者の選ぶ物語は「無理があると思うかもしれませんが」と仰ってましたが、全くそんな事はなく、悩みに適したチョイスでとても心を打たれました。
【ある職場で】新人教育に張り切るベテラン
あれほど気を付けろと忠告したのにミスをした新人に対して憤慨する。
新人教育から外して欲しいと言うが、それが解決に繋がるのか。
このベテランに、もしブラック・ジャックならこう言うだろうお言葉。
「アリのように途切れなく道しるべを残す必要はない。夜道の街灯のように要所要所を照らすくらいがちょうどいい。
何より失敗するチャンスを奪わないことだな」
この言葉。
1番響いたよ…(༎ຶ⌑༎ຶ)
子育てにも言えると思う。
「失敗するチャンスを奪わない」まさに!
他に、上司の評価に納得できない中堅社員に対する言葉も良かった。
うまくいかなかったらどうしようと総合職への転換を躊躇うアシスタントへの言葉も。
お悩みの上司、部下の方々、おもしろいからサクッと読めるので、ブラック・ジャック先生にアドバイスを求めるのもアリかと思います。
2千万円ではなく、1400円で聞けますぜ(๑¯∇¯๑)
Posted by ブクログ
現代人の仕事の悩みに対してブラックジャックのエピソードをヒントに回答していく。
こんな悩みがこのエピソードに関係ある?と思うが、読み進めると腑に落ちる。
Posted by ブクログ
娘につられて、またブラックジャック関係の本を読んでしまった。
この本は、企業のメンタルヘルスや人事労務問題のコンサルティングを専門としている(ブラックジャックを愛してやまない)著者が、業務上よくあるビジネスパーソンの悩みにブラックジャックだったらどうアドバイスするかを妄想して書いているもの。
漫画のシーンをベースにしながら解決策を示しているが、基本的に解決策自体は新しことはなく、広い視野や視点を変えて物事をみてみようという内容だ。
けっこう話がこじつけだなぁとか思ったり、ちょっと飛躍しすぎていてよくわからないなと思ったりしたが、著者が楽しそうに書いているので嫌な感じはない。
あまり新しいことを得た気分にはならなかったが、一つだけあらためて「そうだよな~」としみじみ共感したのは以下。
ビジネスパーソンが抱く悩みに、いろいろな人がアドバイスをする。だけど、アドバイスそのものは的を得ているのに、言われた本人が納得できないものが多々ある。
それはどうしてか。
内容ではなくて、アドバイスしてくれるのが「誰なのか」が最重要なのだ。尊敬できる人から言われないと納得できない。当たり前の話。
著者の中で、この人が言うならば「万人」が納得してくれるだろうなと思ったのが、ブラックジャックだっだのだそう。
Posted by ブクログ
会社あるあるを解決するヒントを、ブラック・ジャックのエピソードから得る、というもの。
会社あるあるで出くる、困ったシチュエーションもまぁそうだよね、と思うものだし、ブラック・ジャックの内容も面白い。が、なんか全般的にしっくりこない。あとがきに著者も「こじつけと思うかも知れないが」との記載があり、自分とは合わないなぁと思ったので、星は二つ。しかし、著者のあとがきと「気が弱いシラノ」というブラック・ジャックのエピソードで星1つ追加。
シラノは、シラノ・ド・ベルジュラックが元ネタやん!と気が付き、さすが手塚大先生、高尚でいらっしゃる、と素直に感動。
で、明日からの仕事のに役に立つか、と考えると「人による」。
Posted by ブクログ
仕事での関係に問題があるときにどうするべきか。ブラックジャックだったらどうするだろうという思い付きが本書を生みました。仕事の現場で起こる(各個人の)問題を紹介され、それに対する解決になるだろうストーリーをブラックジャックの漫画から引用されています。そのうえで、現場の問題に戻り、どのように解決するのか(気持ちの切り替え方)を教えています。
新人にも読めるようにと作られていると感じます、読みやすいです。その読みやすさ(軽さ)の中でも、きちんとメッセージを伝えられるのは、ブラックジャックの力だと感じます。手塚治虫さんのすごさを感じさせもする内容でした。