【感想・ネタバレ】【SS付き】不遇職とバカにされましたが、実際はそれほど悪くありません？のレビュー

カタナヅキ / しゅがお

謎のヒビ割れに吸い込まれ、０歳の赤ちゃんの状態で異世界転生することになった青年、レイト。王家の跡取りとして生を受けた彼だったが、生まれながらにして持っていた職業「支援魔術師」「錬金術師」が異世界最弱の不遇職だったため、追放されることになってしまう。そんな逆境にもめげず、鍛錬を重ねる日々を送る中で、彼はある事実に気付く。「支援魔術師」「錬金術師」は不遇職ではなく、他の職業にも負けない秘めたる力を持っていることに……！ 不遇職を育成して最強職へと成り上がる！ 最弱職からの異世界逆転ファンタジー、開幕！ 電子版には「初めての川遊び」のショートストーリー付き！

[Kcuda · ★★★★☆]

努力と謎チートの賜物。

不遇職ながらも努力して成り上がっていく？ストーリー。
ただこういう、0歳からスタート物語にありがちな精神状態まで赤子や幼児になる描写はなかなかに気持ち悪い。
全巻購入、読破済みですが森林を抜けて1年経たず様々な困難に晒されるのがまた何とも。
不幸一辺倒、不遇極まれりな状況じゃなく、なんだかんだ縁のある人にバッティングする様子はこれもまたチートなのでは？と思わされる。
なんか知らんけど強くなった、強かった、ではなく努力の形がいつまでも見られるのは良いことだと思う。
読みやすく、非常にハマるわけではないが、本命の中休みくらいには読める作品です。