【感想・ネタバレ】男子寮にようこそのレビュー

若月京子 / こうじま奈月

母親が寮母をしている関係で、天才をはじめとした扱いにくい生徒ばかりが集められた学生寮で暮らす高校生の陽太。
その寮に新たな天才が入ると決まり、陽太は彼の世話係を務めることに。
転入生の琉生は不機嫌丸出しな態度を隠さず、そこに体格の良さと整った顔も加わって、かなり迫力がある。けれど、そんな態度を気にしない陽太は、次第に琉生と仲良くなり…。

※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。

[ブクログ · ★★★★☆]

変人だろうと愛想が悪かろうと全く気にしない陽太。「天才」が集まる男子寮の中にいるのに、「普通の人」である陽太が実は最強なのでは...。と思った。
転校生である琉生とのやり取りも最初から遠慮がなくて、見ていて楽しい。イライラしているときもあったみたいだけど、何だかんだ言っても本人も楽しそうだし。みんなでワイワイ言いながら、ご飯やおやつを食べているのも、参加したくなるくらい楽しそうだった。