あらすじ
犯罪心理学教授である高倉孝一が対峙する奇妙な「隣人」たち。大型客船での旅路で出会った夫妻、大学講師や学生、音楽家……。日常に紛れ込んだ底知れぬ悪意が生み出す犯罪を、高倉は解き明かすことができるか!? 彼が遭遇した過去の事件も収録。身の毛もよだつ5つの恐怖と衝撃があなたを襲うミステリー短編集。映画も大反響を呼んだ「クリーピー」の世界が深化する!
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Posted by ブクログ
クリーピーシリーズ3作目。
今回は短編集。
サイコパス的な要素はあまりなく、高倉が安楽椅子探偵的な感じで色々な事件を解決していくスタイル。
猟奇性という面ではこれまでの作品の中では劣るけどわひとつひとつの事件がちょうどいい分量で描かれていて、読みやすかった。
高倉と康子の馴れ初めにも触れられていて面白かった。
Posted by ブクログ
話は面白く読みやすいけど、出てくる女性の服装の描写が壊滅的にダサいと思った。あと眼鏡はかけていないってのも何回か出てきたけど、書いてなければ眼鏡はしていないと思うから、いにいち書く必要ないと思う。読んでて違和感あった。
Posted by ブクログ
高倉先生の犯人に対する優しさが好き
クリーピー(気味の悪い)という感じはスッカリ無くなったかな
気になる部分
長身痩躯の男性は顔も整っている、背が低い男性は太りぎみか太っていて、曰く、女性にモテる容姿では無い
女性も同じように痩せてスラッとしている人は美人で太い人は顔が醜い
上記のような表現がクリーピー1作目から多くて、モヤモヤしている(前川裕さんの作品はクリーピーシリーズしか読んだことがない)
ストーリーは好きなんだけど、容姿の説明が出るたびにモヤモヤモヤモヤ…
Posted by ブクログ
可もなく不可もなく。
犯罪心理学者が事件の謎を解く。
面白くないと言うわけではないのですが、私には特に刺さらず。
作者はどんな容姿をされているのか…
小柄でふくよかなのだろうか、とか思っちゃいましたがどうなのでしょう。
Posted by ブクログ
犯罪心理学教授である高倉孝一が対峙する奇妙な「隣人」たち。大型客船での旅路で出会った夫妻、大学講師や学生、音楽家…。日常に紛れ込んだ底知れぬ悪意が生み出す犯罪を、高倉は解き明かすことができるか!?彼が遭遇した過去の事件も収録。身の毛もよだつ五つの恐怖と衝撃があなたを襲うミステリー短編集。
Posted by ブクログ
バハマ諸島の首都ナッソー 心理的過剰反応の陥穽かんせい 長身痩躯 豪放磊落な性格 うまじょ馬女 船橋法典 感情的な諍いは面倒だし ストーク=仕留める プレイジャリズム=剽窃=コピペ 僕の変態性欲は、たぶんに、サディズムと関連しているのだろう。千里のように美しく気品のある女に、のっぴきならない恥を掻かせて、周章狼狽する姿を見たいという願望が僕には常にあったのだ。 康子を粗略に扱ってはいけないと知っているのだ クシコスポスト 革命のエチュード 憧れと嫉妬は、常に微妙な色域(グラデーション)の中に溶け込み、オセロゲームのような逆転の危険を胚胎している。 じゅん准教授 デラシネ=根無し草 ああいう生きた世俗の英語を聞き取るのは困難だそうです うろん胡乱な独白で語られるストーリー 高倉の探偵ぶりは堂に入った感がある