あらすじ
「貴殿の愛妾を譲り受けたい」大国の皇帝より、愛するシュエラを人質として要求された国王シグルド。もはやシュエラを手離せないシグルドは、それを退けるべく知恵を絞る。一方シュエラは、自ら進んで皇帝のもとに向かっていた。これ以上シグルドが国と自分との間で苦しまないようと……永久の別れの危機、そして最大のすれ違い。様々な苦難を経て、二人がたどり着いた先は――。国王陛下と愛妾のとびきりピュアなシンデレラストーリー、感動の最終巻! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
完結。大国グラデンヴィッツ皇帝との交渉は中盤でハッピーエンド。しかし、その後またもすれ違いジレジレ展開。一気に解決しろや~って気分です。
とりあえず、シンデレラストーリーを楽しめるシリーズでした。
Posted by ブクログ
最終巻。
この話のテーマは5巻を通して「すれ違い」だったように思います(笑)お互い想い合っているのに、それぞれが別に好きな人がいると思い込んで、すれ違いっぱなし。どっちかがはっきりと「好き」ということを伝えていれば、ここまでこじれることもなかったのでは?と思ったり。3巻・4巻は特にヤキモキさせられっぱなしでした。
でも、まぁ最終的にはハッピーエンドで終わりましたが、最終巻の半分にきてまでシュエラが「陛下はエミリア様を想っているのに・・・」発言には思わず吹き出してしまいました(笑)まだ言うか!?みたいな。でも、シグルドも最後には王様らしく自信もついて頼もしくなったので、これからは2人で何でも話して幸せに暮らしたらいいよ(笑)
個人的にはしぐしぐよりもヘリオットの方が好きでした。