あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
第6回リブロ絵本大賞 第7位入賞!
第50回造本装幀コンクール 入賞! (日本印刷産業連合会会長賞受賞)
同じページで上下2つのストーリーが進行する、今までになかった斬新な絵本。
「赤い星」と「青い星」の人々は、それぞれ幸せに暮らしていました。
しかし、しだいに隣の星からくる匂いや煙が気になってきました。
幸せな生活を取り戻すために、どうすればいいの――?
親子で向かい合ってそれぞれの物語を読み、
そのあとひっくり返してもう1つのストーリーを読むという体験を通じて、
お互いの立場や主張について思いやり、考えることができる本です。
本書の紹介動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=zHEAhloj2tM#t=45
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
二人向かい合って、それぞれ赤い星の住人の話、青い星の住人の話を交互に読み合いましょう。
星同士の交流はないけれど、共通して、かみさまと崇め奉っている黄色い星がある。そして星同士は思いかけずお互いに干渉し合い…。
子ども達で読みあったり、母と子で読み合ったり、新感覚な絵本でした。
結末も読み手に委ねられているので、その後考えて話し合いができました。とても良かったです。
Posted by ブクログ
一度読んだあとに、さかさまにして読み直すと、違う見方が見えてくる絵本です。
絵もキレイで、子供でも読みやすい物語です。
この単純な仕掛けが面白いようで、娘は「今度は反対から読もう」と言って自分で読んでいました。
物語の内容は、大人も考えさせられるものだったので、お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。
Posted by ブクログ
赤の国と青の国が平和から戦争に至るストーリーで、戦争勃発までの過程を双方の視点からそれぞれ読める絵本。
買った日の前日が終戦記念日であったため、この時期に棚に陳列されていることも含めて考えさせられる作品になっています。
読み終えると、さがしてみよう、のページがあってゲーム絵本としても楽しめるようになっています。
Posted by ブクログ
上から読むか下から読むかで対立する2者双方の正義を考えさせる絵本。
どちらサイドの物語も「僕たちはどうすればよかったんだろう?」と結論に至っていない点も良い。
これから先、もしかしたら日本は戦争をする・戦争に巻き込まれる国になるのかもしれない。そういう時、自分の正義と相手の正義を考えられる人間でありたいなぁ、と思った。
Posted by ブクログ
赤い星であった出来事。最後まで読んでひっくり返すと、今度は青い星の出来事の話。お互い干渉しているこの星たちそれぞれの言い分は、そのまま現代の国に当てはまるのかもね。1ページに2つの星を描いてるところが、干渉してるのにお互いのことを考えてないことがよくわかる。
私は1ページごとにひっくり返して読んでみたよ。
Posted by ブクログ
6歳6ヶ月の娘と
3歳6ヶ月の息子に読み聞かせ
それぞれのほしのサイドから読めるおはなし
ほんと視点を変えれば
違うストーリーがみえてくる
こどもたちも
何か感じることがあったみたいで
ハードリピートでした。
絵も色使いが印象的
どうすればよかったのかなあ
って真剣に考えちゃいます
Posted by ブクログ
2人で同時に読んだり、読み終えた後に上下逆にして読んだり。ヨシタケシンスケの『あるかしら書店』に出てきそうな本!
絵が細々していて、じっくり眺めたら楽しそう。
時間がなくて急いで読んでしまったのでまた読んでみたい。