【感想・ネタバレ】プライドの社会学 ──自己をデザインする夢のレビュー

あらすじ

一般に、心理学の研究対象となっている「プライド」。しかしそれに、社会学的に接近することも可能ではないか。自分に「誇り」をもつことは、まさに自他=社会関係のなかで生起する出来事であるから。プライドをもって生きることは、たえず「理想の自己」をデザインすることに等しい。わたしたちにとってそれは、夢か、はたまた悪夢か。プライド──この厄介な生の原動力に、10の主題を通して迫る社会学の冒険。

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Posted by ブクログ

 社会学者の著者が,「プライド」をテーマに,自己,家族,地域,階級,容姿,学歴,教養,宗教,職業,国家の10の側面から,文学作品や映画を引用しながら論じる。
 話がすぐ脱線して,また本筋に戻る,という文章が多く,最初は少しイライラしたが,慣れてしまえば,それがこの人の味なんだろうと思えてかえって親しみを覚える。

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2016年02月14日

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