【感想・ネタバレ】紅殻駱駝の秘密のレビュー

あらすじ

話は「シドッチの石」に始まる―それは何処に?警部は小岩井、探偵は尾形修平。からむのは紅殻駱駝!シャーロック・ホームズまで登場。舞台は東京、その近郊…。『黒死館殺人事件』の先駆をなす。著者短篇佳作に較べ「毫も敗けをとらぬ、自信が、私にはある」。洒脱にして通俗痛快。

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Posted by ブクログ

虫太郎がデビュー前に書いていた長編。初文庫化。
突然の場面転換、話の展開や説明無しに唐突に出てくる登場人物など、読んでて多少読者を置いてきぼりにするとっちらかった感じはありますが、後半に探偵が次々と繰り出す推理の根拠たる医学系及び科学系の衒学チックなネタの嵐が、「ああ、なるほどこれがこのまま黒死館に繋がっていくのね…」という所で妙な納得感がありました。

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2018年09月16日

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