あらすじ
【内容紹介】
共働きスタイルの夫婦が増えているのに、共働きの夫婦のためのお金のルールをまとめた本がない、ということが常々気になっていました。実は専業主婦と会社員の夫婦が中心だった時代は完全に終わりを告げています。
今、私たちに必要となってきているのは共働きのお金のルールです。しかし、それが明確になっていないこともあって、共働きはお金のストレスをいつも抱えているように思います。仕事では夫婦どちらもストレスを抱えているうえに、「私だけが負担させられている」「なぜあなたは全然貯めていないの」というようなお金のストレスで夫婦間のけんかも起きます。
本書を一読されることで、「毎日働いていくら稼いでも、お金は一向に貯まらない」と思う夫婦の目の前のもやもやをスッキリさせ、将来の不安も少し解消できることと思います。ぜひ、夫婦でお金のことを話し合うきっかけに本書を活かしてみてください。
【著者紹介】
AFP、消費生活アドバイザー。1972年生まれ、中央大学法学部卒。
企業年金研究所、FP総研を経て独立。日経新聞電子版、プレジデントオンライン、東洋経済オンラインなど 各種メディアで12本の連載を抱える人気FP。難しいお金の話と将来のビジョンを分かりやすく伝える執筆や講演が好評を呼んでいる。
近著に『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(日経BP社)など。
【目次抜粋】
はじめに
Chapter 1 共働きが最後に笑える2つの理由
Chapter 2 共働きの結婚術
Chapter 3 共働きの妊活・出産術
Chapter 4 共働きの家計術
Chapter 5 共働きの貯蓄術
Chapter 6 共働きの転職・キャリア術
Chapter 7 共働きの家事育児術
Chapter 8 共働きの住宅購入術
Chapter 9 DINKSのマネープラン
Chapter 10 共働きの学費準備術
Chapter 11 共働きの投資術
Chapter 12 共働きの年金受取・リタイア術
おわりに
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Posted by ブクログ
お金のことや将来のこと、家事の分担など夫婦で話し合うきっかけ作りになる本だと思う。
夫婦共に日本の平均年収(400万円代)を稼ぐ想定で書かれていて、参考になる点とならない点があった。
■よかった点
共働き最強は激しく同意。
専業主婦になりたいと思っている女子は現実見えていないので、とりあえずこの本を読めと言いたい。
■疑問点
家事の分担は収入の比率を考慮しろとあったが、例えば夫の年収が1,000万、妻の年収500万ならば、家事は1:2(夫:妻)で良いとは限らないので、年収に差があるケースについても紹介してほしかった。
老後にお金を残して余生を楽しもうという考えの元、現役時代はせっせせっせとお金貯めろと書かれていたが、現役時代ほど体力がない老後に旅行などのお金と体力が必要なアクティビティを楽しめるのだろうか、と思う。
(例として旅行を挙げたが、何をするにも体力は必要よね…?)
もちろん老後にお金の余裕がなくて切り詰めて生きるのは苦しいだろうけど、若いうちにしかできないこともあるので、節約と消費のバランスが大切だと思った。
(で、バランスってどのようにしてとるのが妥当か自分で考えるしかないのだが)
以下、メモ
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・第1の貯め時:新卒入社〜結婚
第2の貯め時:結婚〜出産
第3の貯め時:子の卒業〜定年退職
・家計簿つけろ
・不妊治療はお金がかかるので早く動こう
・妊活にも費用がかかるからその分を考慮して貯金しよう
・妊活は想定よりも2年早く動け
・産休期間は健保から産休前の2/3の賃金が支給される。
(非課税、健保・厚生年金は免除)
・育休は雇用保険が適用。最初の半年は産休前の2/3。
それ以降は1/2。
・保活のポイント
1.居住エリアの保育園の空き状況や保活の厳しさを生まれる前にリサーチ
2.育休を取得している場合、きちんと書類を用意すれば条件が有利になる。市区町村の保育課に相談に行き手続き等の説明をしっかり受ける。
3.見学はしっかりしておく。
優先度としては認可保育園、認証保育園、認可外保育園
認可保育園に入れなかった時の併願を用意する
順番待ちであっても認可保育園に入れた人のキャンセルがあるので予約する
家計管理