あらすじ
9つのフルマラソンを完走した高僧が説く、走り、瞑想することを通じて、人として確実に成長する技術とは。
瞑想を重視するシャンバラ仏教の最高指導者である著者は、ランニングに真剣に取り組むなかで瞑想とランニングの自然な関係について考察を深める。瞑想は心の、ランニングは体のトレーニングで、どちらも継続しながら一つずつハードルを超えていくことで人として成長できる。
著者は「瞑想とランニングは違う」としながらも、両者の原則を統合しながらやさしく読者に語り掛ける。ランニングも瞑想も「心を込める」いい機会だ。本書を読めばランニングをしているひとは瞑想を、瞑想をしているひとはランニングをはじめたくなり、それぞれの初心者から熟練者にいたるまで、明日も一歩前に踏み出す勇気がみなぎってくるだろう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
瞑想とランニングとの関係を表現した珍しい本。普段から走っている方は一度手にとってみることをお勧めします。
ある100kmの山岳マラソンのことを、「走る瞑想」と表現している人がいることを思い出し、ランニングは瞑想をしているのに近いと思ったことがあります。
でもこの本ではランニングはランニング、瞑想は瞑想であって関連しているものの、別物だそうです。