【感想・ネタバレ】夢は甘やかな口づけにまぎれてのレビュー

あらすじ

宿屋を営む夫婦に拾われたコレットには記憶がない。しかし、旅の途中だという国王軍のシャルルにブランシュと呼ばれ、彼女は行方不明になっていた男爵家の娘なのだと告げられる。そして、彼女を王都に連れ帰るとシャルルは言う。記憶が戻らないまま出発することになった彼女は、道中の宿屋で、シャルルに淫らな方法で身体を確かめられ──。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。

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夢という不気味な過去

最初から、切迫感のあるシーンで始まり、ストーリーの間もヒロインに影のように付きまとう「夢」という不気味な過去が、作品を面白いものにしていると思いました。

あと、ヒーローがどうしてそこまでヒロインを思えるのか、「幼いころの約束」で片づけられて、ちょっと根拠づけが薄かった感じがします。

ですが、「ヒーローの真っすぐな溺愛ぶり」を読みたい人には、うってつけかと思います。あと、ヒロインの悲劇は同情を誘うので、そのヒロインが幸せになるエンディングもいいと思います。

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2020年11月30日

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