【感想・ネタバレ】電話・睡眠・音楽のレビュー

あらすじ

ひとり暮らしの女性の日常と東京の夜景を通して現代の時間の流れを切り取った表題作ほか、龍になろうと修行した男がウナギになって食われる「龍神抄」、赤塚不二夫の満州引き上げ体験を絵物語にした「赤塚藤雄の頃」、藤枝静男や梅崎春生の短編を漫画化した「妻の遺骨」「輪唱」など、新時代のリアリズムを切り拓く1+13編を収録。

音楽家・小西康陽が「ヌーヴェル・ヴァーグ」と評価し、「POPEYE」「SWITCH」「SPECTATOR」………各カルチャー誌がこぞって特集。第21回 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品にも選ばれた話題の俊英・川勝徳重、待望の作品集。

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Posted by ブクログ

あとがきの情報量がすごい、ガロも知らないので1年かけて出直します。収録作では仏に対峙する老爺の画が鮮烈で一番印象的だった
《もしも新しいマンガ表現というものがあるのならば一九七〇年前後の『ガロ』からもう一度やり直さなければいけない、そのあとのマンガは、何か間違ってしまったとずっと思っています。》
すると、先生は色々な作家がいたけれど残った人は少ないね、とおっしゃいました。どんな方が残られましたか?と尋ねたら「東京に実家がある人」と即答されました。…それ以来、東京をどのように描いているかを意識してマンガを読むようになりました。》
《私たちが、私たち自身のリアリズムを獲得して、絶えずそれを更新すること。ここに現代劇の意義やマンガというジャンルの使命を感じるのです。》

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2019年09月22日

Posted by ブクログ

おもしろい。都市と「私」的なもの。著者解題が充実していて読み応えがある。漫画論のテキストをもっと読みたいな……。

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2018年11月18日

購入済み

ガロ系。

寄せ集め感が強く感じましたなぁ^_^ 纏まりが無い感じもするが傑作のかほりがします。

#深い #シュール

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2024年04月12日

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