あらすじ
定説や常識に惑わされるな!
アナリスト歴30年のベテランが、正しいデータの見方、使い方をやさしく解説。
世間には様々な投資情報があふれています。膨大な情報をどう活用すればよいのか。
マクロ経済、為替、株式投資指標、外国人投資家動向など様々な切り口から、マーケットの先を読む情報の見方、使い方をわかりやすく解説。
国内外の情報の収集・分析を日々行うベテランアナリストが、定説や常識にとらわれないノウハウを指南します。
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Posted by ブクログ
投資のことはちゃんと自分の頭で考えなさいという至極真っ当なお話であった。
PER,PBR、ROEといった指標をどう判断に使うのか、おぼろげながら勉強になった。
Posted by ブクログ
各指標に関するデータがどこにあるかも重要だが、その指標の使い方も知る必要がある
指標単体ではあまり意味がなく、何かと比較することが基本
指標の長期間推移、指標の伸び率、各指標間の関連度、他の銘柄との指標比較
世界の経済指標
IMF
総務省統計局
その国の通貨が必要 → 買われる → 通貨高に
必要な場面
支払い
貿易黒字
投資
好景気
金利高
経済収支が名目GDPに占める割合
プラス → 貿易黒字
PEGレシオ = PER / 利益成長率
2倍を超えると割高
1倍を下回ると割安
イールドレシオ = 債権利回り / 益回り
債権利回り = 長期(10年)国債の利回り
益回り = 1株あたり利益(EPS) / 株価
意図的なゼロ金利政策下では機能しない
バフェット指標 = 時価総額 / 名目GDP
Posted by ブクログ
テレビなどのコメンテイターとして拝見すると、淡々と話しつつ、でもズバリと鋭い切り口の馬渕氏です。
ご著書も、同じトーンで、投資の定説は「ましなだけ」と、冷酷です。
が、それが事実。
投資家の皆さんとお話をすると、本当に「結論だけ知りたい」という方が多すぎます。
「なぜその結論に至ったか」の方が大事です。
「おわりに」が一番面白いです。副題の「自分で切り開く人生」。その通りだと思います。