【感想・ネタバレ】法律は嘘とお金の味方です。2 京都御所南、吾妻法律事務所の法廷日誌のレビュー

あらすじ

剛腕かつ敏腕、そしてお金に汚い弁護士・吾妻正義の孫つぐみは、嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。正義の許に来る依頼は難物ばかり。「守秘義務違反を犯し、SNSを炎上させたアルバイト事務員」「親子間で起きた交通事故の慰謝料訴訟」「正義の恩師による痴漢冤罪事件」――今回も幼馴染みの草司と共に、正義に振り回されるつぐみだが…?【目次】第一話 従業員は見ている/第二話 親子は馴れ合いか殺し合い/第三話 謝罪の道はお金から

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新キャラの大介が結構目立ったので、幼馴染みの草司の出番が何となく少なかった印象。
彼の父に関することは、大介のお陰で少し分かったこともありますが。
あくまで裁判や示談、和解などの「依頼」に対しての正解であって、真実はまた別のところにある話もあるのが面白かったです。
何でもかんでも明るみに出すのがミステリではないですし。
またこちらの不備や問題行動すら強みに変えていたのは、さすが正義おじいちゃん。
今回も京都弁での応酬が小気味よく楽しめました。
驚いたのは痴漢冤罪事件。
変なところで盛り上がっていたことにもコメディのようで驚いたというか笑えましたが、決着後の依頼者からまさかの発言に一番驚きました。
流石京都人、ただでは済まさない。
あれもすかっと爽快感が味わえてよかったです。
今回はあからさまに続く感じで終わったので、続刊前提ですね。
3巻、今から楽しみです。

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2019年09月06日

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