【感想・ネタバレ】将棋・究極の勝ち方 入玉の極意のレビュー

あらすじ

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最大の安全地帯は敵陣にあり!

本書は入玉の技術を、粘り強い棋風で藤井聡太七段の師匠としても有名な杉本昌隆七段が解説するものです。

入玉とは敵陣に玉が入ることで、将棋の駒の性質上、前に比べて後ろへの利きが圧倒的に少ないため、入玉するとその玉を詰ますことは非常に困難になります。その意味で入玉は将棋のルールを逆手に取った作戦だといえます。

しかしながら入玉するには相手の駒のバリケード突破し、さらに追いすがる敵の攻めから逃げ切らなければなりません。本書ではまずこの「入玉するための手筋」を解説しています。通常の駒の損得勘定からは考えられないような入玉ならではの手筋を体得してください。

入玉するための手筋があるなら「入玉を阻止する手筋」もあります。次の章ではこの入玉させない方法を解説しています。

さらに入玉将棋には玉と玉が向かい合う特殊な状況がしばしば発生します。この際の手筋は「相玉の手筋」で解説されます。

そして入玉を果たしても相手にも入玉され点数が足りなければ持将棋判定負けとなります。ここで使えるテクニックは「点数稼ぎの手筋」の章で解説しています。

このように、本書は入玉をめぐるテクニックをすべて網羅した内容となっています。

本書で「玉を上に逃げる」感覚をつかんでいただき、勝率アップに役立ててください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い、過去に読んだ将棋本の中で最もマニアック。
なんだか別のゲームをしているかの洋に思わされる手順が多く、とても面白く読んだ。将棋と言うよりは将棋のルールを使ったパズルをしている印象。

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2018年09月23日

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