あらすじ
母が家を出たのは晴人が小学6年生の時だった。長い別居の末、両親は離婚。原因は母の不倫…さよならも言わずに母は突然いなくなった。2年の月日は流れ、晴人は中学2年生になった。4月、晴人の学校に新しい教師が赴任してきた。太田瑞穂…まさか!? 晴人の担任となった太田瑞穂は、晴人を置いて出ていったあの母であった。顔色ひとつ変えず冷たく晴人に接する瑞穂=母……晴人は次第に荒れるようになっていった。一方、母は不倫相手とはうまくいかず、夜な夜な男をあさり始めていた…。表題作の他、16歳で子供を生むことになった菜津子の数奇な半生を描いた名作「菜津子(前・後編)」も同時収録。岡本ゆり先生が厳選した未単行本化作品の短編・第4集。《魂揺さぶる感動セレクション》第1巻!!
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匿名
感動
短編集なので、さくっとよみやすいとおもいました。ひとつひとつのお話のページ数はすくなめですが、話の内容は濃いとおもいました。家族、母親と子供との関係性などについて、かんがえさせられるような作品だとおもいます。
匿名
2話入り。
1話目は中学生男子の家庭の話。
学校の教師がなんと、昔自分と父親を捨てて行った母親。
申し訳ないけれど、描き手の先生のイラストがあまり美人に見えないせいもあるけれど、この母親はみんなからは美人な先生!と言われていたし、そしてこの母親は家庭を捨てて他の男に走って同棲してたけど、その男も既婚者でダブル不倫だったけど、その男はとんでもなく不細工だったので感情移入出来なかったし、何と言っても教師である母親が浮気をして夫と産まれて間もない息子を捨ててまで他の男を選び、その挙げ句のラストは母親自身が病になって最後の最後で子供に謝って。
結局は捨てられた元夫も優しすぎで許したし、この元妻一人が勝手に浮気してその男にも捨てられて、病になって元夫のお世話になって許して貰って終わりって…。なんて身勝手な女?!と、怒りしか湧かなかったです。
2話目も真面目なヒロインが中学生で妊娠出産して、その10年後の話になっていたけど、このヒロインと学年でイケメンと言われてる2人の男子との三角関係という話で、ヒロインは真面目でお世辞でも美人とは言い難いけれど何故かその2人のイケメンに10年後も慕われているという、ちょっと信じられない内容であまり真剣に読めなかったです。