あらすじ
「本作では、思考は私ではない、という教えの部分が、かなり強烈に書かれております。著者は改めて、過去に読んだ書物をなんとなく思いめぐらしましたが、驚いたことに、ほとんど全く、どの書物も明確に伝えていません。おそらく、本作にも書かれているように、思考が自分ではないなら、どのように学びが起きるのか、誰が何を学んでいるのか、というとても重要な問題に遭遇するからです。思考や想念や身体は、本当の自己ではない、とは多く書かれていますが、思考が自分ではない、という問題に詳細に触れているものを見たことがありません。そのような意味において、この部分はまさに、本作にもあるように、一気に階段を登り、存在自体に戻る体験を作り、与えることができる作品かもしれません。」(著者より)
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Posted by ブクログ
最初は理解が及ばないが、読み進めていく内に「なるほど」と思わせ部分的に理解できできるところが出てきて、読むほどに興味が湧いてきて比較的スイスイと読み進められる。
もちろん一回読んだだけでは理解が出来ないが、キリスト教や仏教などをベースにしているが、それほど宗教臭くなく胡散臭さも感じないので、何度も読む事で理解を深めていきたいと思わせる一冊。
Posted by ブクログ
最初は意味が分からなかったけど、4分の1くらいが過ぎると、この方の世界観がなんとなく掴めてきて面白かった。理解の深度は人それぞれなんだと思う。人生経験を積んでまた読んだら、全然違う印象になるだろうなと思う。
この方の言いたいワンネス、とは、アドラーの共同体感覚?に近いのだろうか。もっと深いとは思うけど、自分と世界、自分の他者の境界線がぼやける感覚に読んでる途中、陥った。物事を真の意味でフラットに見ることは難しいけど、フラットに見るとはどういうことか、何となく分かった気がする。また読みたい。
Posted by ブクログ
一日に数行をかみしめて読む・・・・
そんな本
Oshoの言葉に似ている
でも今までよく理解できなかったことが違う視点で
とらえられた。
ありがとう
Posted by ブクログ
前半意味がわからなさすぎて、これは書いてる人も編集者も大丈夫なんか?と思ったけど、途中からどんどんわかることばでおもしろくなってきます。
最近脳科学系の本をよく読んでいるけど、書いてあることは同じだなぁとやっとつながりました。
黒川伊保子さんの本とかカズレーザーが言ってた良いことばとかこれまで読んできた色んな話がこういうことだったんだー!のまとめみたいな感覚。
好きなところは、
世界自体に意味はない。世界は自分の思うように成る。
あなたはあなたの選択の結果を受け取ることになる。だからなんであれしたいことをすればいい。
あなたがその時何も考えなければ人生とは甘い。
ちょっとすごいテンション+展開の本だけど、ちょっとしんどい人とか抱えている人は見え方が変わって楽になると思います。