あらすじ
人間(特に女!)嫌いな秦瞳は心理学を学ぶ大学生。新しく入ったゼミの初日、担当の常盤准教授から「秦くんは、自分がどういう人間か知ってるかい?」と問いかけられる。それから妙に興味を示してくる准教授に、人との関わりを避けてきた秦くんは苛立ちをぶつけるが、何故かますます付きまとわれることに…。常盤准教授へのイライラが治まらずにいた秦くんだがある夜、夢の中に出てきた准教授に欲情してしまい!?人間嫌いなこじらせ大学生×つかみどころの無い准教授の噛み合わない恋の行方は――?
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変わった主人公が新鮮
主人公は前半とにかくキレていて、こんなに尖っている主人公もなかなか居ないと新鮮なキャラクターでした。
世の中の怒りやすい人の頭の中ってこうなのかな?
准教授と打ち解けていく流れは、恋愛というより主人公の成長が見えて面白かったです。なかなか無い感じのお話ですごく良かった。ありがちなBLに飽きてる方にはおすすめです。
絵も綺麗で好み!
二度読みすると面白い
最初に読んだ時には、突如の展開の連続に驚きと戸惑いがあって、どう評価したものか、と思ったが、間を置いて二度読み、三度読みと回を重ねるごとに味わいが分かる作品。
イライラを我慢できない瞳くんが、好きという感情と出会って好きな人を大切にしたいと言う感情が芽生えて、イライラを克服するっていう話の流れはとても良かった。
でも襲ったりは違うし、先生も途中のコマに研究対象かな?っていう描写があって、あれはなんだったのか?とか2回目読んでもちょっとモヤります。私の読解力が足りなさすぎたのか理解がちょっと追いつかなかったです。
あと先生、瞳くんの歳×2とちょっとって・・・40ってこと?積極的かつ自信がすごい。いやモテるでしょう、その容姿なら。
Posted by ブクログ
主人公のイライラさ加減がほんと恐ろしかったんだけど、どこかのコメントで発達障害を描きたかったんじゃないかみたいなコメントを見てそれはそれで襲っちゃうのはどうなんだと思ってみたり。
でも主人公の心理描写はとても丁寧で、後半の准教授を大事にしていくとことかとても良かった。