【感想・ネタバレ】凡人の怪談 不思議がひょんと現れてのレビュー

あらすじ

お化けが見えたり不思議な体験をする著者のちょっと笑える不思議な日常。霊感はそれほどないのに奇妙な出来事にいつも遭遇してしまう。自宅のクローゼットにあった骨壷、あの世からの電話回線。心霊写真の話から背中に乗っかった悪魔さんのこと、まで。不思議がひょんと現れていつも笑いとともに去っていく。話題の「婦人公論」連載エッセイの待望書籍化。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

眠る前にちまちまと読んでいました。お化けエッセイと書いてあり少しだけ不安になりましたが、作者の身の回りで起きた不思議な出来事が面白可笑しく描かれていたのですっきりして眠ることができました。ただ、時々ゾクッとするようなエピソードがあったりもして、その時ばかりは辺りの音がとても気になってしまいなかなか寝付けませんでしたが。

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2019年08月14日

Posted by ブクログ

相変わらず工藤美代子さんの書く怪談は面白くて本物の霊感があるひとの書いた怪談と、小説家の書いた怪談は全然違うと思う。工藤美代子さんのは本物。耳鳴りとかラップ音みたいなのが凄かった。しかし後半ゆるゆるになってしまったので、お身体大丈夫かしら?とかワタシが心配になってしまった。ファンレター、柄にもなく書こうかなぁとなんとなーく思う。大好きです。

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2018年11月09日

Posted by ブクログ

霊感があるらしい著者の体験談や、知人友人から聞いた不思議話をあつめた実話怪談集。基本的に怖くはなく、不吉さもなく、確かに不思議ではあるけれど、お化けや幽霊ではないのかもしれないよなという程度の、ある意味平凡でリアルな怪談話ばかり。それでも文章がこなれていて癖がなく、無駄のない構成なので、退屈することなしに最後までサクサク読めてしまう。その辺り、ノンフィクション作家としての実績を感じた。そこらの素人じみた実話怪談本なんかより楽しめた。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

工藤さんの心霊エッセイ?のファンです。
こちらは「怖い顔の話」や「ノンフィクション作家は〜」シリーズより怖くなく、軽く読めます。
人によっては、あっさりし過ぎてつまらない!と思うかもですが、私にとってはなぜだか心地良いんですよね。
工藤さんのちょっとした日常の不思議を覗かせてもらっているみたいでした
20250918

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

70代の著者が婦人公論に連載していた不思議話。こんな不思議話は昔々話のイメージだけれど6年前(2018年)の発行と知ってびっくり(勿論著者が子どもの頃の話が多いけれど)そう言えば、自分の父親が入院中に普通に幽霊が出る話をしていたっけ。一昔前は幽霊は身近な存在だった。今はどうしてるの?気づかなれないだけ?
面白かったです

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

怖くないのでホラーが苦手な人でも読めると思います。ホラー映画とかでいかにも幽霊は怖い存在みたいに描かれてますが、実際はこの本に出てくるみたいに「あれは何だったのだろう?」と不思議に感じるくらいのものかもしれないと思いました。

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2024年02月11日

Posted by ブクログ

著者が体験した怪談話。著者本人も言っているけど、鈍感で後であれは幽霊だったのかも…みたいなのんびりした怪談話がほとんどで、出てくる幽霊達も危害を加えたりする類のものではなく、終始のんびりモード。なので、ちょっと物足りなかったなぁ。

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2023年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 見えるものは見えるだけ人より世界を一つ多く持っている。
 それが学問であろうと、ゲームであろうと、スポーツであろうとそれら多くの中の一つでしかありえない。

 ただ、それが自分に対し自分の生活を脅かす存在であったとしたら果たしてどうなるのだろう。

 その違いが知りたい

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2018年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
省略

<内容>
 『婦人公論』連載の「不思議がひょんと現れて」をまとめたもの。最近、工藤美代子が怪談を書いていると聞いていたのだが、これはちょっとコミカルというか、おばさんのシニカルさというのが出た作品。読後しばらくして思い出して、ちょっと寒気がする感じ。文の構成がうまいので、サラッと読めます。

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2018年07月30日

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