【感想・ネタバレ】完本 七つの金印のレビュー

あらすじ

国宝の金印は果たして本物なのか? 「漢倭奴國王」と刻まれた金印に隠された謎。膨大な一次史料を繙き、真贋論争に決着をつける。歴史ミステリーの最高傑作、完全版で復刊!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「志賀島の金印」でマキとの歴史探索ゲーム
明石散人の得意のテーマであり、現在こそTVで
歴史探偵とか想像の枠を様々な証憑を駆使して楽
しむ番組があるが、30年前は明石散人だけと言っ
ても過言でない

他の金印の話も含めて(オチ)は歴史をプロデュ
ースする詐欺っぽいところに行きつくのであるが
今回は金印を劇的な形で発表する中で、自分の野
望である藩校を持つことに成功

キモは福岡藩で金印について最初だけは宝として
扱うものの門外不悉として明治11年に複製を1つ
明治20年に2つ作成したときから封印してきた
大正3年に中島利一郎が満を持して全ての黒田資
料を公開するとともに論文を上げたが、まさかの
金印の画像取り違えがあり黒田家の秘密も露呈す
る危機に(真印は窪み傷、模刻印は欠損)

昔は論文を次々と出す本は明石散人しか知らなか
ったので今でも定期的に読み返します

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2021年07月31日

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