あらすじ
けいすけ、いっかい、死んでいるのである
謎の毛玉に取り憑かれたインチキ占い師(元営業)、美形オタクと東京を救う!?
伊藤啓介、三十歳。大手メーカー勤務。成績そこそこの平凡な営業マン……それがある雨の夜を境に喋る謎の毛玉生物に取り憑かれ、さらには毛玉――しろを守り神だという超絶美形のソシャゲおたく・由井之庄忍の登場によって人生が一変してしまう。霊能者の忍の都合で望まぬ同居をし、オカルトな現場に連れ回され、身体をしろの力の通り道に使われ、人助けのはずが変質者扱い…いったい、何がどうしてこうなった!?
冬臣・装画
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
車にはねられた…のに、無傷だった。
しかしその日から、妙な声が聞こえ始めた。
白くてふわふわな生き物がいたら、幸せですが
ここまで言われると…付き合いきれるかどうか。
いや、可愛らしい分類ではあると思いますが。
それよりも、美貌の持ち主たる彼の方が
マイペースでやっかいやも??
目的に突き進んでいく人、と思えば
周囲の目を気にしない、というのがあるでしょうが。
その手の人から見たら、かなり美味しい関係です。
突如聞こえ始めた声はなんなのか。
一体自分はどうしたのか、などなど。
本人が気づいていないだけで、こちらとしては
ものすごくわかりやすいヒントばかり。
第三者になってみねば、分からないのかも、ですが。